選択肢の多さがストレスに…


買い物で「どのジャンルにいいモノを求めるか」については、人それぞれ価値観が違いますよね。博報堂買物研究所は、「『選ばない買い物』へと向かう生活者」と題した興味深い調査結果を発表しています。

 

まず時代の流れとして、現在は「買い物ストレス時代」に入っているとのこと。ECサイトなどの普及により消費者の受け取る情報量は“爆発的に”増加しています。結果として「モノを選ぶ」という行為が、生活者にとって“ストレス”になっているそう。

 

そのため消費者はあえて「選ばない買い物」へと向かっており、同調査によると「手間をかけたい買い物と効率を重視する買い物を意図的に分けている」と回答した人は約7割。「誰かに任せたい・面倒な買い物」には「家電」「旅行」「外食」などが入り、一方「自分で選びたい買い物」には「生鮮食品」「ファッション」「住宅」といったカテゴリーが入っています。

 

買う場所や値段、品質なども含めて「買い物の選択肢」はとても多いもの。お財布とも相談しながら、自分自身で“納得のいく買い物”をしていきたいですね。

 

文/牧野聡子