毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードを解説&深堀りしていきます。今回取り上げるのは、Twitterで話題の「リビングコーラル」。

 

「リビングコーラル」って一体なに?


今年1月にTwitterのトレンド入りを果たした「リビングコーラル」とは色の名前で、直訳すると“生きているサンゴ”。サンゴのような色合いのピンクで、ゴールドのベースにオレンジが重ねられています。

 

そんな「リビングコーラル」が話題になった理由は、アメリカの企業「PANTONE」が「カラー・オブ・ザ・イヤー 2019」としてこの色を発表したから。「PANTONE」は色に関する様々な事業を行っている企業で、同社が発表してきた「カラー・オブ・ザ・イヤー」は数多くの分野に影響を与えてきました。

 

「カラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた色はいわゆる“流行色”として広まるのですが、ファッションだけでなくデザインやIT事業などにも影響。今後は「リビングコーラル」を使用したアイテムが続々と登場するかもしれません。

 

“今年の色”が発表され、SNSなどでは「これすごい好きな色! 春にぴったりなのもありがたい」「今年はリビングコーラルのアイテムをかき集めるか」「ピンクは嫌いだけど、リビングコーラルはなんか大人っぽくて好き」「初めて知った色だけど綺麗な色だなぁ」といった声が。さっそく今年の流行色として受け入れられているようです。

 

またあまり馴染みのない色なので、動物や物などに例える人も。「これフラミンゴの色だ!」「三遊亭好楽さんが笑点で着てる衣装っぽい」「日本でいうと紅ショウガっぽい色かも」「風呂を掃除していないとこんな感じの色のカビが繁殖する」といった声が寄せられていました。