カレーといえば、今や日本の“国民食”と呼ばれるほどの定番料理ですよね。ここまでポピュラーにもなると、ちょっとした意見の違いから議論が勃発することもしばしば。つい先日も、「カレーは混ぜて食べるか?」というテーマが大きな盛り上がりをみせていました。

カレーの「混ぜる・混ぜない」論争が勃発!


相談者は、旦那さんがカレーを盛大に混ぜて食べる姿に驚いたそう。はじめは旦那さんだけが特別なのかと思っていましたが、義実家へ帰省した時に家族全員がカレーを混ぜて食べるのを目の当たりにします。

 

すると相談者の頭には、「地域柄によるものなのか、それとも親の食べ方を見て真似するのか…」と様々な疑問が駆け巡りました。そこで実際のところ世間の人たちは、どうやってカレーを食べているのか意見を求めることに。

 

ネット上には、「どう考えても見栄えが悪い。日本には出された料理をキレイに食べる風潮があるし、混ぜない人の方が多いのでは?」「スプーンの上に小さくカレーを作って食べるのが日本人らしさだと思う。それに見た目の良さも美味しさに繋がるものでしょ」「正直他の人が混ぜてるのを見るのも嫌です」と“混ぜない派”の意見が多数。混ぜない理由として、“見栄え”の問題が大きく関係しているようです。

混ぜる派の内に秘められた叫び!


実は世間一般でも「混ぜないのが普通」というイメージの方が強く、“混ぜる派”も現在の劣勢を理解しています。そのため中には、「自宅で食べる時のみ混ぜる」「本当は混ぜたいけど、周りの目線がどうしても気になってしまう」といった人も少なくありません。

 

しかし混ぜる派の人たちも、心の奥底では主張したい意見を隠しているよう。「ご飯とカレーが均一に混ざらないと落ち着かないんだよね…」「卵かけご飯は皆しっかり混ぜるのに、カレーだけ否定されるのはおかしい!」「しっかりと味を楽しみたいなら混ぜるべき。そうでなければ本当の意味でカレーを食べたとは言えないはず」「混ぜない人は世間の意見を気にしすぎ。美味しい物を食べる時くらい自分の本能に従えばいいのに」と、本音が垣間見えました。

 

また意外に多かったのは、「親が混ぜて食べてたから、普通に混ぜるものだと思っていた」「周りの人の食べ方を見て真似する人が多いと思う」などの声。どうやら食べ方に関しては、地域柄よりも親や周囲の人による影響が強そうです。

混ぜる派のタモリさんは独自のアレンジレシピを考案!


大阪・難波に本店を構えるカレーの名店「自由軒」では、あらかじめご飯とルーを混ぜ合わせた「名物カレー」を提供。明治43年の創業時から変わらないスタイルは、今なお絶大な人気を誇っています。

 

自由軒のホームーページを見てみると、名物カレーについて「混ぜることによって、身近な存在と感じられたのでしょうか。テーブルマナーを気にせずに食べられると、これまで洋食を敬遠していた方にも召しあがっていただけるようになりました」と説明した一文が。

 

ちなみにカレー好きで知られるタモリさんは混ぜる派の1人。彼は徹底的に混ぜることを前提とした独自のアレンジレシピ「タモリカレー」まで考案しています。もしかすると、混ぜる派にはこだわりの強い人が多いのかもしれません。

 

食べ方は人それぞれ違うもの。相手の意見も頭ごなしに否定せず、自分に取り入れてみると面白そうですね。

文/長谷部ひとみ