特撮番組=暴力的な番組?


子どもはヒーローや特撮番組が大好き。しかし中には“特撮番組=暴力的な番組”と捉え、「子どもが将来、暴力的な子にならないか心配…」と不安に思う親も少なくありません。

 

そんな心配の声が上がる中で、とあるTwitterユーザーの「息子に特撮を見せたら、かえって思いやる子に育った」という投稿が話題に。そのツイートは「特撮を見せていると『暴力的になりそう』と言われることもあったけど…」と始まり、「結果むやみに暴れず、相手のことを思いやる子に育ってくれた」「力の使い方や星人や怪獣でも見た目で判断しないとか教えた成果かなと」「親が物語の本質を理解して子供に寄り添って一緒に考え、学べば特撮は最高の教科書だよ」と文章を締めくくっていました。

 

このツイートに対して、ネット上では「まさにその通り!」「むしろ特撮を見ないと暴力に躊躇がなくなるから見た方がいい。怪我しないと学習しないのと同じ」「特撮番組は教育番組」「うちにも特撮大好きな4歳児がいますが、乱暴じゃないし、大人の言うことを聞く活発で元気な子です」といった共感の声が。

 

さらに「どんなものであれ、『子どもに悪影響なもの』ってないんじゃないかな」「本当に悪影響なのは、やってはいけないことを“やってはいけない”と理解させない大人」「確かに子どもは社会性のないまま、闇雲に真似しようとする。ただ乱暴になるかどうかは親の教育次第だと思う」など、自論を唱える声も数多く上がっていました。

 

特撮番組の魅力について理解を深めたい方は、『トクサツガガガ』でその答えを探してみるのも面白いかもしれませんね。

 

文/牧野聡子