【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:草間小鳥子

 

※うつ病でも、諦めない!妊娠・育児【その2】はコチラをごらんください。

 

私は現在、在職中に発症したうつ病を治療しながら、1歳の息子を育てています。今回は、身近な人がうつ病になってしまった時の気づき方・つきあい方、そして私が病を発症した時の自覚症状についてお話します。
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女性はうつ病になりやすい!?

ご存知でしたか? うつ病患者は女性の方が多いのです。厚生労働省の調査によると、うつ病を含む気分障害の患者数のうち、なんと6割が女性でした。ホルモンバランスの変化と心理社会的なストレスのふたつが要因のようですが、「いつ自分がうつになってもおかしくない」、というのがいまの社会の現状のようです。

 

多いです。「うつを隠す人」

当時、会社の同僚は誰ひとり、私がうつ状態であることに気づきませんでした。なぜでしょう?それは、うつの人には、そのことを隠そうとする傾向が大いにあるからです。

 

特に、私ははじめての大きなプロジェクトを任されており、ここで体調が悪いことをさとられたら、外されてしまうかもという不安がありました。また、私は部署で唯一の女性で最年少。ここで倒れたらこの先仕事において信頼されなくなってしまう、と無理をしていたのです。

 

では、どうやってうつ状態の人に気づけば良いのでしょうか?

 

「その人らしさ」がなくなった?

 

そう感じたら、要注意! 例えば、いつも穏やかだった人が急に怒りっぽくなった、冗談が通じなくなった、前向きだった人が常に落ち込みがちで、過去の自分まで否定するようになった……など。あれ? 性格が変わった? と感じるようになった時には、その人はかなりうつが進んでいるかもしれません。

 

私の場合、まずそれに気がついたのは母でした。その頃の私は、何を言われても悪いようにとって本気で怒り、気分が落ち込んだまま戻らなかったそうです。いわゆる、「認知の歪み」。どんなことでも事実とは異なる歪んだ解釈をしてしまいました。

 

あなたの身近に、最近「ちょっと変わったな」と感じる人はいませんか?

 

私の自覚症状

 

思えば数々の体の不調があったのに、私はそれらから目をそらし続けました。

 

              ・異常にまぶしい              ・頭の中が騒がしく眠れない              ・突然のめまい              ・むくみと肌荒れ              ・判断力・思考力が低下し買い物ができない              ・冷え性・寒がりに              ・まっすぐ歩くことができない              ・疲れている日ほど仕事を詰め込まずにはいられない              ・食欲がなくなる              ・破壊衝動              ・形や色、匂いへの異様なこだわり              ・身の回りの物を全て捨ててしまう              (本や食器や家具、遠距離恋愛中の恋人まで捨ててしまいました)

 

倒れる時はもう手遅れ。それでも、うつの人は体からのサインをみて見ぬ振りをし、なかなか病院へかかろうとしないようです。だからこそ、身近な方に気づいて、一言かけて欲しいのです。「休みなさい」、と。

 

 

気をつけて! 巻き込まれうつの危険

 

身近な人の気づきと声かけは、とてもありがたいことです。しかし、うつ病は脳の病気。専門的な治療と投薬を受けなければ、自然に治るものではありません。まずは、心療内科などの医療機関へ。

 

「私がこの人を救ってあげよう」と、励ましたり、気分転換に連れ出してくれる親切な人もいます。ところが、それは双方にとって逆効果。楽しいこともストレスになります。また、うつ状態では通常の人の何倍も疲労してしまうため、病が悪化しがち。せっかくケアをしてくれた人に対し心無い発言をしてしまうことも。最悪の場合、その人までうつに巻き込まれてしまうことだってあるのです。気持ちはとてもうれしいのですが、いい病院を紹介してくれること、または連れて行ってくれることが一番ありがたいです。その後の治療は、専門家に任せましょう。
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次回は、うつ病の治療とは、具体的にどのようなことをしたのか、私の体験をお伝えします。