■コットンを使ってパッティングしている
洗顔後に少しでも化粧水を肌に浸透させようと、コットンなどを使用しパッティングする人も多いことでしょう。 ひと昔前の美容雑誌などでも、化粧水はコットンでパッティングするのが有効だとご紹介されていましたので、今現在も基礎化粧品はコットンを使用しているという人は少なくありません。 コットンは肌に優しいとされていますが、表皮の薄い顔に使用すると摩擦が生じ、肌を傷めてしまうこともあります。 また、コットンに化粧水を含ませ強くパッティングすると、肌の引き締め効果があると思い、実行している人もいるようです。 刺激を与えると肌は引き締まるので、最初からパッティングで強い刺激を与えてしまうと化粧水が浸透せず、逆効果になってしまいます。 化粧水は手のひらに適量とり、手指全体で優しく押し込むようにすると、肌によくなじみます。コットンを使う場合はパッティングするのではなく、少量の水でコットンを湿らせ、そこに化粧水をつけて肌にぴったりくっつけてケアするようにしましょう。
■入浴後すぐにスキンケアをしていない
お風呂上りは体温も上がっているので、体の熱が下がるまでスキンケアをしない人もいるようです。 入浴後は皮脂が落ちた状態になっているので、そのままで過ごしていると、肌はすぐに乾燥してしまいます。 肌は乾燥すると硬くなる性質なので、化粧水が浸透しづらくなってしまいます。汗が出るからといってスキンケアを後回しにするのではなく、入浴後は顔の水分を拭き取り、すぐに化粧水でケアしてあげるようにしましょう。
■シートマスクの使用時間を守らない
保湿ケア目的でシートマスクを利用する人も多いですが、シートマスクは長時間つけたほうが効果があると思い、つけっぱなしにしてしまうことも少なくないようです。 テレビを見ながら、読書をしながら、家事をしながらといったように、ながら美容の一つとして人気の高いシートマスクですが、長時間つけっぱなしのままでいるとシートが乾燥してしまい、逆にシートマスクへ肌の水分を持っていかれ、肌を乾燥させてしまう原因となってしまうこともあります。 シートマスクを利用する場合は、推奨されている使用時間を超えないようにしましょう。
■まとめ
NGなスキンケア方法をしていると、せっかくのスキンケアも肌にダメージを与えてしまうことになります。肌に負担をかけないよう、正しいスキンケアを心がけましょう。