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「私の職場、給料が安いな……」と思ったときに、まず頭をよぎるのが「転職」の2文字です。職場を変えれば給料も変わりますから、もしかしたら大幅アップも期待できるのかもしれませんね。 しかし現実には、転職にはさまざまな苦労が付き物です。また「本当に給料が上がるかどうかわからない」というリスクもあります。 リスクが気になって転職をためらうときには、「転職を考える前にできること」を試してみませんか? 生活と気持ちを楽にするための5つのテクニックを紹介します。

 

■給料アップのための工夫をする

転職のリスクが気になるときには、「現職で給料を上げるための工夫をする」のがベストです。もし今の会社に対して給与面以外で不満がないのであれば、これですべての問題を解決できる可能性があります。 具体的には、以下のような工夫をするのがオススメです。 ・資格をとって、資格手当を受給する


・目に見える形で成果を出す


・勤務時間を延ばす 確実に給料アップを目指したい!と思うときに、活用したいのが各種資格手当です。企業の中には、業務において有益と認められる資格保有者に対して、専用の手当てを用意しているケースが少なくありません。 この方法でしたら、自身が努力して資格を取得し、それを会社側に示すだけで給料アップを狙えます。自分にとっても会社にとってもメリットが発生し、非常に円満に問題を解決できるでしょう。 もしこうした仕組みがない場合、またすでに資格を保有している場合には、「成果を上げることで昇給を目指す」という方法があります。会社にとって、成果を出さない社員の給料をアップするメリットはありません。しかし業務成績が良い人材に対しては、「他社に引き抜かれないように」という意味合いも込め、昇給するケースも多いもの。ぜひこちらも意識してみてください。 最後に、現在勤務時間が限られている場合は、「それを延ばす」ことで給料をアップできる可能性も。時給制であれば、働いた時間の分だけ給料は増えます。また新たな提案で仕事量が増えれば、残業が発生することもあるでしょう。 働く時間を延ばせるよう、各所に調整を図ってみるのもオススメの方法です。

 

■副業をする

現在の職場に対して昇給が見込めないのであれば、いっそのこと「副業を考える」のもオススメです。なかなか給料が上がらないと言われている現代においては、「副業」に取り組む方は決して少なくありません。 本業で足りない分を副業で補うことができるようになれば、転職しなくても良いことになります。 人気の副業としては、以下のようなものが挙げられます。 ・ハンドメイドアイテムのネット販売


・クラウドソーシング


・アフィリエイト


・投資


・ネットビジネスへの参入


・単発アルバイト


・ポスティング 副業を選ぶ際のコツは、仕事をする時間を、ある程度自分で調整できること。また近年は、ネットを利用して自宅で副業に励む方も増えてきています。 自分に合った副業を見つけることができれば、月に1~2万円程度稼ぐことは、決して難しくありません。実は転職するよりも、効率が良いとも考えられます。 副業について積極的に検討する際には、まずは会社で副業が認められているかをチェックしましょう。現在会社勤めでお給料をもらっている場合、年間に20万円以上を稼ぐと、確定申告の義務が発生します。こちらについても、事前に確認しておきましょう。