増え続ける子どものおもちゃ。 おもちゃ箱に入れっぱなしで何か月も遊んでいないし、対象年齢も過ぎているのに「もう遊ばないよね?捨てようね」と言うと「ダメーー!まだ遊ぶのーーー!」と泣かれて困った経験はありませんか? 泣くのはその時だけで、さっさと捨ててしまえばあきらめるだろう…とも思いますが、やっぱりためらいますよね。 「断捨離」のやり方を書いた本でも「他人のものを勝手に捨ててはいけない」と書かれているのを見るとますます迷ってしまいます。 そこで今回は、先輩ママから、遊ばなくなった子どものおもちゃの上手な捨て方や失敗談などを教えてもらいました。
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壊れてしまって修理も難しいおもちゃは親子ともにあきらめがつきますが、まだ使えるおもちゃを捨てるのはなかなか踏ん切りがつきませんよね。
まず第一に考えられるのは、身近な年下の子に「譲る」こと。 筆者も、下の娘の同級生で、弟妹のいるお宅に何度かおもちゃを引き取ってもらったことがあります。 特にブロック系やシリーズもののおもちゃはパーツが多く必要で新品を揃えるのはけっこう大変なので、多少使っていても喜んでもらえることも多かったです。
次に、リサイクルショップやフリマアプリで「売る」。 リサイクルショップは、箱と説明書がついているなど、見た目がきれいで新品に近いほど買取り価格は高くつくことが多いですね。 対してフリマアプリは意外なものが人気だったりして、種類によってはリサイクルショップより高値で売れることもあります。 過去に類似の商品がどのくらいの値段で売れているか一度比較してみると良いでしょう。
譲ったり売ったりできない場合は、「捨てる」という選択肢が残りますが、たくさんのおもちゃから捨てるものを選び出すのは一苦労ですよね。
多くの整理収納アドバイザーがすすめる方法としては、
- 一度すべてのおもちゃを出して広げる
- 「いるもの」「捨てる(あげる)もの」そして迷ったものは「とりあえず保留」に分ける
- 時期が来たら「とりあえず保留」の中身をさらに分別する
…といった手順です。
迷ったものを手放すかどうか決断するタイミングは、こんな時が多いようですよ。
- 「とりあえず保留」の箱がいっぱいになったら
- 入園、入学…「もうお兄さん・お姉さんになるから小さい子にあげようね」という言葉が有効
- 引っ越し…家じゅうのものを処分するので、見ている子どもも捨てる気になりやすい
- クリスマス前…「古いおもちゃがいっぱいだと、新しいおもちゃが入らないからサンタさんが来ないよ」と声がけする