誤解された〝先輩からのアドバイス〟（ふみこさん/33歳/事務職）
後輩の女子社員は、いつもおしゃれな服に華やかメイクでばっちりキメてきます。「私も独身の頃は好きな服を買って、自由に暮らしてたなぁ…」と、彼女を見ては懐かしい気持ちになっていました。
そんな彼女に「いまのうちに好きな服を買うのよ！ 結婚したらそうはいかなくなるから」「ご飯食べに行くの？ いいなぁ…私は旦那のご飯作らないといけないから」と、何かと話しかけていました。でも、断じて言いますが決してイヤミなどではなく、本当に〝自由と若さの貴重さ〟を伝えたかっただけなんです。 ところが、彼女の態度に徐々に異変が。最初は「そうですね～！ ありがとうございます」と明るく返してくれたのに、妙にそっけなくなったんです。心当たりがないので、（体調でも悪いのかな）くらいに考えていました。 そんなある日、彼女が同僚に「また◯◯さんに結婚自慢されたんだけどー」「独身で悪かったですね、って感じ」とグチを言ってるのを聞いてしまったんです…それはすべて私のこと。「そんなふうに捉えられていたんだ…」と驚きつつ、コミュニケーションの難しさを実感しています。
