養命酒製造株式会社が、20歳~59歳の女性1000名を対象とした「女性の『冷え』と『睡眠』」にまつわるインターネット調査を実施。「冷え」と「睡眠」に関する現代女性の意識や実態を探りました。
冷え症と不眠症を併発する人は多い!
まず全回答者に「『自分は冷え症だと感じる』にあてはまるか?」と聞いたところ、69.2%が「あてはまる」と回答。年代別にみると、冷え性の自覚がある割合が最も高いのは20代という結果に。実に76.0%が「冷え性の自覚がある」と答えています。
「『自分は不眠症だと感じる』にあてはまるか?」という質問では、全体の25.9%が「あてはまる」と回答。「不眠症だと感じる人」の中で「冷え症の自覚がある人」は28.9%に及び、「冷え症の自覚がない人」の19.2%と比べて9.7ポイント高くなりました。体が冷えていると睡眠障害が生じやすいといわれますが、冷え症と不眠の両方に悩まされている人も多いようです。
次に「日頃感じている悩み・不調」を調査。回答結果をみると「疲れやすい」が最も高く52.4%に。次いで「よく肩がこる」が51.0%、「疲れがとれない」が44.9%、「だるさを感じる」が37.4%、「長時間寝ても寝た気がしない」が29.1%でした。
内訳をみると、「冷え症の自覚がある人」の58.4%は「疲れやすい」症状があると回答。それに対し、「自覚がない人」で「疲れやすい」と答えた人の割合は39.0%に留まります。同様に「だるさを感じるか」の質問についても「自覚がある人」の43.4%が「感じる」と答えたのに対し、「自覚がない人」が「感じる」と回答した割合は24.0%でした。「冷え症」の人はそうでない人に比べ、体に不調を感じる人が約20%も多いようです。
また「美容状態が好調だと思うか、不調だと思うか?」の質問では、14.3%が「好調」(「絶好調」と「好調」の合計)、38.2%が「不調」(「絶不調」と「不調」の合計)と回答。
「冷え症と不眠症のどちらも自覚がある人」の中で、「不調」と答えた人の割合は49.5%でした。「どちらも自覚がない人」の割合が33.7%なので、その差は15ポイント以上になります。また「冷え症と不眠症のどちらも自覚がある人」が「絶不調」と答えた割合は13.5%で、「どちらも自覚がない人」の6.0%に比べて2倍以上も高くなりました。