アンケート調査で浮き彫りになった男女間のズレ
夫婦間の金銭感覚のズレについては、貸金業の「SMBCコンシューマーファイナンス」が2017年に行ったアンケートでも大きく扱われています。同社では30歳から49歳の男女1000名を対象に、「30代・40代の金銭感覚についての意識調査」を実施。そのなかで既婚者595名に対し、男女間(夫婦間)の金銭感覚のズレについても調査が行われました。
「金銭感覚のズレを実感することが20代の頃と比べて増えたか」という質問では、「増えた」との解答が72.9%という結果に。また既婚女性が夫との金銭感覚のズレを実感するポイントを尋ねたところ、「趣味へのお金のかけ方」をトップに「外食へのお金のかけ方」「食品や日用品へのお金のかけ方」と続きました。ちなみに男性が妻との金銭感覚のズレを実感するポイントのTOP3は、「ファッションや美容へのお金のかけ方」「飲み会へのお金のかけ方」「外食へのお金のかけ方」となっています。
お金に関する悩みはどうしてもシビアになりがち。まずはお互いの金銭感覚を理解し合って、改善点を見つけ出せたらいいですね。
文/牧野聡子