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育児支援センターや公園に赤ちゃんを連れて出かけたり、保育園や幼稚園に通い始めたりすると、だんだんと顔見知りのママが増えてきますね。 その中からアドレスを交換したり子どものことを相談したりランチやお出かけに誘い合うような、いわゆる「ママ友」ができてくる人も多いでしょう。 でも、実は「ママ友は自然にできる」と考えている人と、はっきりと基準を持って「選んでいる」人がいるのを知っていますか? 今回は、世間のママたちが「ママ友選び」についてどう考えているのか独自にアンケートを実施し、本音に迫ってみました。

 

「ママ友」って選ぶもの?


今回、0歳~5歳のお子さんを持つママ50人に、「ママ友は自然にできるもの」から「はっきり基準を持って選ぶもの」のどちらに近いか聞いてみたところ、次のような結果となりました。

 

  • 何もしなくてもママ友は自然にできる→32人(64%)
  • はっきり基準を持ってママ友を選ぶ→11人(22%)

 

3人に2人は、「こういう人とママ友になろう」と考えているわけではないことが分かりますね。 しかし、5人に1人は「はっきり基準を決めている」と回答していて、その基準とはどのようなものなのか、後半で詳しく取り上げてみたいと思います。

 

「自然にできる」派の意見

「ママ友選び」を特に意識していないという人は、こんな感じでママ友ができているようです。

 

「マンションで子どもが同い年のママと一緒に公園や支援センターに時々出かけています。彼女は育児サークルにも入っていてとても積極的。私は夫の休みもバラバラなのでそこまで出かけることができないのですが、彼女を通じて他の人と話したり連絡先を交換したりしてママ友が増えていく感じです。感謝」(Sさん・27歳・1歳のママ)

 

「保育園で、クジで役員に当たってしまいました。夏祭りの企画や準備など大変でしたが、そのときに一緒に買い出ししたり、家に集まって作業したりした2人とすごく気が合って、今では家族ぐるみでバーベキューや鍋パーティーをするなど、すっかり仲良しのママ友です」(Fさん・33歳・3歳と0歳のママ)

 

ただ、学生時代を振り返ってみると分かると思いますが、「友だちは選り好みするものではなく、自然にできるもの」とはいえ、なんとなく「あの人とは気が合いそうだ」「あの人は感じがいい」といった感覚は持っていた…という人がほとんどでした。