水毒タイプのあなたへの対策
「水を飲んでも太っちゃう」というのが、この水毒タイプ。疲れすぎない程度に上手にエネルギーを生み出すのがコツ。
太る原因は…
うまく消化できず、水太り状態になっているから!
「水毒タイプは胃もたれや下痢をしやすいなど、胃腸が弱いのが特徴。そのため消化がうまくできず、リンパ液や汗などの水分が滞ったり不足したりしがち。逆に多すぎて水はけが悪い状態になり、体重がふえてしまう人も」と木村さん。
典型的な「水太り」タイプなので、やせたければ、胃腸を丈夫にして、体内の余分な水分を外に出せる体にする必要があります。食事を工夫して、胃腸がきちんと働くようにしてあげましょう。
<対策❶> 水分のとりすぎに気をつける
水分を多くとる「水飲みダイエット」が最も向かないタイプ。食事では水分が欲しくなる塩分は控え、飲み物は常温か温かいものを。冷たい飲み物をとりたいときは、「氷なし」を基本にしましょう。冷えはむくみを促進して水太りになり、さらに体を冷やす悪循環に。
<対策❷> 調理法を工夫して胃腸にやさしい消化にいいものを食べる
胃腸に負担がかからない食材や調理法を工夫しましょう。脂肪分の多いものを食べると、消化に時間がかかり、胃の働きが抑制されます。タンパク質はおすすめですが、食べるなら肉の脂身ではなく、鶏のささみや豚の赤身にして煮こむ、蒸すなど、調理法にも工夫を。
<対策❸> 腹巻き&足湯で体を温める
余分な水分がたまって体が冷えている体質なうえに、水分をとると特におなかが冷え、胃腸の働きも代謝もダウンしてしまいます。そんなときは腹巻きでおなかを温めて。足がむくむ場合は、足湯やレッグウオーマー、靴下を活用して温めるのもおすすめです。
<対策❹> 疲れすぎは逆効果!翌日に疲れを残さない運動をする
水毒タイプは疲れやすいため、筋肉をつけようといきなり激しい運動をするのはNG。運動は続けなければ意味がないので、ゆっくりつま先立ちを繰り返す、歯みがきのときにスクワットをするなど、翌日に疲れを残さない程度の負荷の軽い運動からスタートして。
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