・上司に勧められたから
・新生児期という限られた時期に、育児に積極的に参加してみたかった
・収入に余裕があったから
・仕事を離れて、別の世界を覗いてみたかった
・育児中、周囲のサポートが期待できないため

男性の育休取得を国が後押しする時代ですから、会社によっては、上司から「積極的にとるように」とアドバイスされるケースもあるのでしょう。仕事も子育ても夫婦が協力して行っていくことが重要視されていますから、こうした流れにも沿った動きだと言えそうですね。 また、もともと収入に余裕があれば、人生の節目に「仕事」よりも「家庭」を重視したくなるケースもあるでしょう。その経験が、さらに新たなインスピレーションにつながる可能性もあります。 最後に紹介するのは、非常に切実なケースで、育児を行う上で「夫以外サポートできる相手がいない」というものです。 ・多胎児


・初めての育児で、実家のサポートを期待できない この場合は、「取りやすい雰囲気かどうか」に関わらず、「そうするほか選択肢がない」という切実な様子が垣間見えます。

■男性の育休取得、メリットは?

男性が勇気を出して育休を取得すると、以下のようなメリットが期待できます。 ・子育てを通じて、自分の世界を広げられる


・家庭での経験が、仕事につながる


・妻や子どもとの絆が深まる


・家事や育児のスキルが高まることで、将来の共働きにも不安がなくなる 男性が育休をとり、家事や育児ときちんと向き合うことには、さまざまなメリットが期待できます。 これまで経験してこなかった世界を知り、それはそのまま、豊かな人生経験へと結び付くでしょう。妻や子どもとの絆が深まれば、その後の長い子育て生活も、幸せに過ごせる可能性が高くなります。「父親」として「夫」としての自信も深まることでしょう。