
なぜショートカットキーを使うと、時間短縮につながるのか
現代の仕事に欠かせない「パソコン」は、主にキーボードとマウスを使って動かします。キーボードで文字を打ちながら、マウスでカーソルを動かして、適切な指示を行って……という動きの中には、「いちいち手を動かす」というタイムロスが生まれてしまうのです。 ショートカットキーは、通常であればマウスで行うさまざまな指示を、キーボードを使って行うためのキーを指します。 ショートカットキーを使えば、指を「キーボードからマウスへと移動させる」必要はありません。一つ一つのアクションで短縮できる時間は、ごくわずかなものかもしれません。しかしこうした時間を積み重ねることで、驚くほど多くの時間を節約できる可能性もあるのです。
■全てを選択したいときには「Ctrl+A」
まずは基本の「Ctrl」キーを使ったショートカットキーについてです。「A」ボタンと一緒に押すことで、表示されている文字やファイル、フォルダなどを、全て一度に選択することができます。 「大量のワードファイルをコピーしたい!」というときに、マウスを使って一つ一つ選択するのは大変なもの。「Ctrl+A」のショートカットキーを使えば、一瞬で全てを選択できます。
■選択した範囲をコピーできる「Ctrl+C」
先ほどと同じ「Ctrl」キーに「C」を組み合わせると、選択した対象を一瞬でコピーすることができます。ちなみに「Ctrl」キーに「X」を組み合わせると「切り取り」をすることができます。どちらの方が目的にかなっているのか、確かめた上で活用すると良いでしょう。