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子どもの妊娠・出産のタイミングで職場を離れたママたちは、子どもの成長と共に、「再就職のタイミング」をうかがうケースも多いものです。いつから働き始めるのか、そしてどんな職種を選ぶのかで、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。 一般的には「ブランク」と言われる子育て期間ですが、職種によっては「育児経験を活かす」ことも可能です。具体的にどんな職種でママたちが活躍しているのか、子育て経験を活かせる職種について紹介します。

 

■保育士

子育て経験をダイレクトに活かすことができ、さらに今社会に求められている仕事といえば、保育士です。保育士として仕事をするためには、資格を取得する必要がありますが、選べる職場も多く、自分自身の条件に合う職場を見つけやすいので、取得しても損にはなりません。 保育士は、保育園や保育ルームに預けられた子どもの保育を行うことが仕事です。子どもたちが安心・安全に過ごせるよう配慮するのはもちろんのこと、園で子どもたちがどう過ごしているのか、保護者としっかりコミュニケーションをとることも重要となります。 もちろん保育士は、未婚であっても子どもがいなくても、専門知識を身につけることで就ける職種です。しかし実際に自分の子どもを育てたママたちにとっては、「知識」に「経験」をプラスして、仕事に取り組める職種となっています。 自身の経験があるからこそ、子どもやその保護者とのコミュニケーションも円滑に行っていけるのではないでしょうか。特に自身の子育てを通じて、「子どもと一緒に過ごし、その成長を直にみられるのは嬉しいことだな」と感じられたママに、オススメの仕事です。 本格的に「保育士になりたい!」と思ったときには、ぜひ保育士資格の取得を目指してみてください。通信講座などでも、保育士資格取得コースは人気が高いです。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

■幼児教室の先生

こちらも子どもと関わる仕事となっています。子どもの学習をサポートする教室の先生になるのも、子育てママにはオススメですよ。 幼児教室の先生は、自宅の空いているスペースを使って開業することも可能です。子育て経験があるからこその安定感で、子どもとしっかり向き合いながら、その成長を促していけるのではないでしょうか。 教室に通う子どものタイプはさまざまで、日によっては不機嫌なことも、気分が乗らないこともあるでしょう。こんなとき、「ママならではの目線」で子どもたちをサポートできます。 また「ピアノ」や「バイオリン」など、スキルを持っているママたちは、それを元に子ども向けの教室を開いてみるのもオススメの方法です。子どもとの時間を大切にしながらも、自分らしい働き方を見つけられることでしょう。