女性進出や「女性が輝く社会」が叫ばれる時代…しかも平成も終わろうとしてるこの時ににあって、職場ではまだまだ働く女性に「一歩下がって男を立て、出すぎずしおらしい良妻賢母」という〝昭和の女〟感を求められることがしばしばあるそうです。「女性はこうあるべき」という、根強い時代錯誤とのギャップに悩むママたちのお話です。

 

女性は発言は控えめに(真紀さん/28/菓子卸売業

フルタイムで働く二児の母です。勤務年数5年、仕事の能力も評価してもらっていますが…上司はそんな私がどうも気に入らないというか、本音では「女はしおらしくしてるべきだ」という考え方のようです。 ある企画の立案会議に参加したときも、個人的にもしっかり調査をして、自分なりの意見を積極的に打ち出しました。結果的には私の意見もかなり反映されて、やりがいを感じていたんですが…。 その会議の後で上司から「キミは能力があるのに、ひと言多いのがなぁ」と言われたんです。「女性のキミは、もっと発言は控えめにするように。自分の立場をわきまえた言動をするのも、社会人として必要だよ」とも言われ…。

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確かに、私はハッキリいうタイプですけど、仕事上は関係ないのでは? と感じています。仕事の立場上というならわかりますけど、女性であることを理由にされるのは納得いきません。