犬を飼うためにかかる年間費用は“約45万円”


ペットは癒しをもたらしてくれますが、飼うためにはもちろんお金もかかるもの。ペット保険大手のアニコム損害保険株式会社は、「ペット(犬・猫)にかける年間支出調査」を実施しました。

 

まずトータル金額で比較すると、猫よりも犬の方が高いという結果に。犬は年間支出の平均が「445993円」だったのに対して、猫は「209421円」でした。犬が猫より高くなる理由で目立つのが、「しつけ・トレーニング料」「シャンプー・カット・トリミング料」「洋服」「ドッグランなど遊べる施設」などの項目。“猫派”の代表的な意見である「猫は手間がかからない」も、思わず納得してしまいます。

 

また犬・猫ともに昨年より金額が上がったのは「病気やケガの治療費」「ワクチン・健康診断等の予防費」などで、“ペットの高齢化”と関係しているとか。さらに「犬猫の飼育によってかかる追加の光熱費」も年間で約20000円ほど発生していて、ペットのために“外出時もエアコンをつけたまま”にする家庭は多いようです。

 

大切な家族の一員となるペット。愛情もお金もかけて、一緒に楽しく暮らしていきたいですね。

 

文/牧野聡子