原因は“ホルモン”のせい!?


出産後に不機嫌になる原因は、“ホルモン”が関与しています。胎児を育むために必要な“エストロゲン”は、妊娠初期から増加し出産すると一気に減少。この急激な変化がママたちのイライラや不安を増幅させていました。

 

“人は群れで生きる動物だから”というのもエストロゲンが関係しています。人間は、生まれて間もない我が子を他人に任せる“共同教育”という本能を持ち合わせていました。しかし現代の日本は“核家族”が多いため、共同教育が困難。エストロゲンの変化で不安になり、“共同教育ができない”という本能と現実の“ギャップ”に苛まれてイライラしてくるそうです。

 

出産して時間がたつとエストロゲンは変化しませんが、ママたちのイライラは治まりません。これには、もう一つの“オキシトシン”というホルモンが関わってきます。オキシトシンの別名は“愛情ホルモン”。子どもとの絆を深めるホルモンの一つですが、“攻撃性が増す”というデメリットもあることが近年の研究で明らかとなりました。

 

この新事実に、視聴者からは「そういうことだったのか!」「人間の生存本能が関わってくるのね」「科学的に証明してくれるのは素晴らしい」「イライラの原因がホルモンだったとは…」「攻撃的になるのは必然なのかも」といった反響が上がっています。