
2時間勉強しても、3時間スマホを触ると水の泡?!
初めてスマホを持つ子どもに使い方のルールを決めずに手渡してしまうと、Youtubeなどの動画視聴や無料オンラインゲーム、友だちとのメッセージのやりとりなど、何時間でもスマホに夢中になってしまうことが予想されますよね。 皆さんも、スマホの使い方については各家庭でルールを作っていることと思います。
「スマホやゲームは勉強が終わってから」という約束をしているご家庭も多いと思いますが、実は、スマホを使っていると、「勉強時間は取っているから大丈夫」とは言い切れない…という研究報告があるそうなのです。
これは、書籍『スマホが学力を破壊する』(川島隆太 著/集英社新書)にまとめられた調査結果によるもの。
仙台市の中学生2万2390人に、家庭での学習時間と、どのくらいスマホを触っているか、そして成績をアンケートしたところ次のようなことが見えてきたといいます。
- 家庭学習を2時間以上していて、スマホをあまり触らない子は数学テストの平均点が高かった
- 家庭学習を全くせず、スマホを長時間触っている子は数学テストの平均点が低かった
まずこちらに関しては当たり前の結果だといえますね。 単純に学習時間が長ければテストでいい点を取れるでしょうし、短ければ高得点は取りにくいでしょう。