イメージを持たせて覚える“記憶術”とは?


5月18日に放送された『報道ランナー』(関西テレビ系)では、記憶力の日本チャンピオン・池田義博さんが登場。数々の世界大会に出場し、日本人で初めて「グランドマスター」の称号を手にした池田さん。そんな池田さんが実際に行っている“記憶方法”を紹介します。

 

その方法とは、顔と名前に関連性を持たせて覚えるというもの。名前からイメージできる場所や物を考えて「物語」を作るのが重要です。たとえば“蕎麦が好きな山下さん”を覚える場合は、“山”と“下”を分け「山の下に住んでいる」ことに。そして、好物である“蕎麦”は「蕎麦店を経営している」とイメージします。この2つを組み合わせると「山の下に住んでいて蕎麦店を経営している」という物語が完成。この記憶術は、イメージが奇抜であればあるほど記憶として残りやすくなるそう。迷わずに第一印象で“物語”を作るのがポイントですよ。

 

同番組の堀田篤アナウンサーがこの方法を実践。写真と名前、そして好物が書かれたプロフィールを見ながら物語を作っていきます。1人当たり覚える時間はたったの“20秒”でしたが、見事10人全員を記憶することができました。

 

人の顔や名前を覚えられないという人は、是非チャレンジしてみてはいかが?

 

文/牧野聡子