■自然と「パパ・ママ」呼びに……

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子どもがある程度成長してきて、育児にも余裕が持てるようになってきた頃、またしても夫婦の関係が「パパ・ママ」になったことを認識するタイミングが訪れます。 子どもが言葉を習得する段階において、「両親が使う言葉」というのは多大な影響を与えるもの。この流れの中で、お互いのことを「パパ」「ママ」と呼び合う夫婦もぐんと増えるのです。 それ自体は決して悪いことではないのですが、 ・子どもがいないときでも、夫から「ママ」と呼ばれてしまった!


・妻のことを名前で呼ぶのが、なんとなく気恥ずかしい…… このような出来事に接したときに、「あぁ、パパとママになってしまったんだなぁ」と、改めて実感する夫婦が多いようです。

 

■「子どもの予定」が何よりも優先

子育てをしているときには、ごく自然に「子どもが優先」のスタイルが根付きがちです。「家族」として、「子育て」という一大タスクに立ち向かうためには、それが一番効率の良い方法だからです。 しかし、このような状況が「普通」になっているからこそ、ふとした瞬間に二人の関係性の変化を実感してしまう方も多いようです。 ・夕飯のメニューに自分の好物が並ばなくなった


・妻をデートに誘ったのに、子どもの予定を理由に断られてしまった 夫側が夫婦関係の変化を感じとるのは、このようなタイミングです。夫婦二人のときには、「夫の予定や好み」に合わせてくれていた妻も、子どもが生まれてからはそういうわけにはいきません。 子どもが最優先で、なおかつそれが「普通」になってしまったことを感じたとき、二人の変化を実感しやすくなります。 妻側にとっても、同様のことが言えます。 ・「自分のため」よりも、「子どものため」に夫が行動してくれたときに喜びを感じる このような自分の感情に気付いた瞬間、「あぁ、もう昔の二人じゃないんだな」と感じてしまいます。