■長持ちさせたいなら「塩漬け」がオススメ
野菜を下ごしらえして冷蔵保存する場合、気になるのが「いったいいつぐらいまでなら美味しく食べられるの?」という点です。野菜の種類によっても異なりますが、大体「3日以内に消費すること」が目安となります。 それ以上、冷蔵保存で野菜をストックしておきたいなら、チャック付き袋に入れて塩漬けにしておくのがオススメです。普通に保存した場合よりも、長持ちさせることができます。 ただし保存期間は、野菜類のストック状況や季節によっても変わってきます。あまり長くなり過ぎないうちに食べきるのがベストです。 塩漬けにした野菜は、そのまま鍋に入れれば野菜スープの材料になります。ご飯と一緒に炒めれば炒飯にもできます。まだあまり日が経っていないなら、塩もみ野菜としてそのまま出してもOKです。 手軽に一品増やすためのサポートをしてくれるでしょう。
■冷凍保存も賢く活用
より長期間、野菜類をストックしておく際に、便利に使えるのが冷凍保存です。冷蔵保存よりも「○日以内に使い切らないと!」というプレッシャーが少なくなりますから、忙しいママには特にオススメです。 野菜を冷凍保存する際には、食材の特徴と冷凍保存する際の形状を意識するのがオススメです。 たとえばじゃがいもは冷凍に向いていない食材と言われますが、皮をむいて茹で、マッシュにした状態で冷凍しておけば、解凍時にも美味しく食べられます。そのままマッシュポテトにしたり、コロッケの種にしたりと、活躍してくれることでしょう。 タマネギやみじん切りで冷凍しておけば、ハンバーグや炒飯、スープの具材として大活躍してくれます。それとは別にざく切りで冷凍しておけば、「お肉と一緒に炒めて牛丼に」なんて使い方も可能です。 下処理や茹でるのに時間がかかる根菜類も、あらかじめ火を通してカットした上で冷凍しておくのがオススメです。時間があるときにまとめて処理しておけば、あとは「使いたいときに使いたい分だけ」活用することができますよ。 また、葉物野菜は「せっかく購入しても冷蔵庫の中ですぐにしなびてしまう」なんてことはありませんか? 茹でて冷凍しておけば、「必要なときに解凍しておひたしに」なんて使い方もできるでしょう。
★自家製ベジタブルミックスもオススメ
にんじんやコーン、タマネギやパプリカなどは、細かくカットして火を通し、混ぜて冷凍保存しておけば、自家製ベジタブルミックスとして活用できます。「冷蔵庫に何もない!」という場面でも、ご飯と組み合わせれば混ぜご飯になりますし、スープに変身させることもできます。 色味が鮮やかなのも、ベジタブルミックスの特徴の一つ! 子どものお弁当作りなどでも活躍してくれますから、ぜひ時間があるときにまとめて作っておきましょう。