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実際に貯金を始めようと思っても、思ったより貯金できないこともあるでしょう。貯金をしていなかったこれまで通りの生活を続けていても、なかなかお金に余裕はできないものです。 貯金を始める場合、まずは毎月の支出を見直す必要があります。もらった給料に対して、いくら出費があったのか、支出を明らかにしなくてはなりません。 支出を明確にする場合、大雑把に算出するよりも家計簿をつけたほうが、より無駄な支出が見えやすくなります。 レシートを集めて記録していくと、何にどれだけお金を利用していたかが見えてきます。家計簿帳に記録するのは面倒だと感じるなら、アプリを活用すると簡単に記録することが可能です。 家計簿をつけることで何にどれだけお金を使っていたかがわかりますので、無駄使いをやめることにつながります。 食費や雑費などが多い場合、少しでも安く購入できるお店を探したり、コンビニでの買い物はやめるなどの行動につながることでしょう。また、本当に必要なものだけを購入するようになるなど、節約に対しての意識も高まります。 家計簿をつけると、光熱費や通信費などの固定費がいくらかかっているかを把握することもできます。光熱費を下げるための工夫をしたり、携帯電話は大手キャリアでなく格安のMVNOを利用するなど見直すこともできるでしょう。

■確実に貯金したいなら先取り貯金がオススメ

支出管理ができるようになればあとは貯金を実践するだけですが、いざお金が余っていると使ってしまうという人もいるのではないでしょうか。お金に余裕があると思うと、つい外食に出かけてしまったり、無駄使いをしてしまうこともあるでしょう。 貯金を確実に成功させたいなら、給料日に一定金額を先に貯金するのがオススメです。メインで利用している銀行以外に貯蓄用の銀行口座を開設しておき、そこに貯金をしていくのが良いでしょう。口座を別にしておくことでお金がいくら貯まったかも一目でわかるため、貯金に対するモチベーションも上がりやすくなります。 口座は別にしたくないという人の場合、定期預金と普通預金が一つになった総合口座を開設し、利用することも可能です。 会社に社内預金があるなら、それを利用するのも一つの方法です。社内預金は給料から貯蓄分を天引きしてくれるので、天引きされた給与で生活することを習慣づけることができます。

■まとめ

貯金を成功させるために取り組むべきことについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。


貯金は一度習慣づけると失敗することも少なくなりますので、慣れるまでは地道な努力が必要です。