子どもの発想って無限大!


なぜなぜ期の質問の中には、“どうしてそれを疑問に思ったの!?”と逆にこちらが問いかけたくなる疑問もいっぱい。ここからは、子どもにされて思わず吹き出してしまった質問の数々を紹介していきましょう。

 

まず多かったのは、子どもならではの素朴な疑問。「お母さん、なんで進化しないの?」「(車に乗っているときに)なんでお月様はついてくるの?」「かつ丼ってどこから生まれてくるの?」「お父さんが小さい頃はまだ小判が使われてた?」「なんで女の子はパンツを見られたくないのにスカートをはくの?」などの質問が続出しています。

 

時には咄嗟に答えられない深い質問も飛んでくるようで、「なんで人間には男と女しかいないの?」「ママ、最初の人間は誰から生まれたの?」「心と魂の違いって何?」「なんで僕は僕なの? 僕だと思っている僕は誰なの?」「どうして人間はこういう風につくられたんだろう?」「なんでいつかは死ぬのにお仕事頑張るの?」といった疑問も上がっていました。

 

中には子どものなぜなぜ期に懲りてしまい、“逆に質問をしてみた”お母さんも。「“いま幼稚園で何が流行ってるの?”と聞いたら“インフルエンザ”って返ってきて腹抱えてる」「“なんで犬は鳴くの?”って試しに聞くと、“死んでないから”って…。シュールすぎるわ!」と大喜利状態の家庭もあるみたい。

 

見境なく続くと鬱陶しく感じてしまうなぜなぜ期ですが、考え方を変えると楽しい思い出になりそうですね。

 

文/牧野聡子