キービジュアル公開!「誰もが楽しめる作品」

 

DSC05153
特集上映、新作発表に笑顔の湯浅監督

 

この日のイベントでは、ビジュアルも初披露されました。港とひな子が水の中で抱き合う姿が描かれたビジュアルに、会場のあちこちから「おーっ!!」という声が。水の中ということもあり、前作『夜明け告げるルーのうた』との関連性を考えてしまいます。

 

DSC05166
サーファーのあいさつ”シャカサイン”でポーズを決める湯浅監督

 

湯浅監督は「続編ではありません。でも、『ルー』とちょっと繋がっている部分もあります」と説明。『ルー』の次のお話という位置付けになっていると教えてくれました。さらに「今作は『ルー』ではやらなかったラブストーリー」だと前置きしたうえで、「スペクタクルもあり、ドラマとしての盛り上がりもあります。誰もが気軽に映画館で楽しめる作品になっています」と笑顔を浮かべていました。

 

サーフィンが得意なひな子ですが、人生の波にはうまくのれない。うまく波にのれているように見える港にも実は秘密がある。うまく波にのれていない“純粋な主人公”を、いい波にのせてあげたいという気持ちで作ったとのこと。今後、キャストなども含めて、徐々に内容が明らかにされていくという湯浅監督の最新作『きみと、波にのれたら』は2019年初夏、全国ロードショーです。お楽しみに!

 

取材・文/タナカシノブ