包丁を握った友だちを止めようと…(かおりさん/35/アパレル)

 

21歳の若さで結婚した友だち。「まだ早い」と周りが反対したのですが聞く耳持たず、結局そのまま籍を入れました。しかし1年もしないうちに、旦那の女遊びで相談されるように…夫の方もまだ若くて遊び足りないご様子、内心「ほら見たことか」と思いました。 ある日、彼女から泣きながら電話があり家に駆けつけると、すでに険悪な雰囲気。彼女の旦那さんが「離婚してほしい」と切り出したのです。理由についてはなかなか白状しなかったのですが、追及すると、「職場の女の子とつき合っている」こと、そのうえ「その子が妊娠している」ことがわかりました。 第三者の私まで腹が立って、ボロクソに言ってやろうと思った矢先、友だちが姿を消したんです。「あれ?」って思っていると、戻ってきた彼女の手には包丁が…そして泣き叫びながらの大暴れ! 止めに入った私は、右手を軽く負傷し、旦那さんも二の腕あたりを負傷しました。

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10年以上も前の話なので記憶が定かではありませんが、友だちの両親にひたすら謝られ治療費をもらったことを覚えています。それ以来「不倫」はトラウマになり、友だちまで慎重に選ぶようになりました。あんな修羅場に遭遇したのは、後にも先にもあのときだけだと思います…。