最先端ブックカフェはコレ!


ここ数年でガラッと本の販売形態が変わってきましたが、ブックカフェ業界の中でもまだまだ進化は進んでいるよう。

 

今年の8月に箱根にオープンしたのは、「本との出会い」がテーマのブックホテル「箱根本箱」です。「本箱」というネーミングは、本と箱根をかけ合わせたもの。同施設の中にはブックストア、レストラン&カフェ、シアタールームなどを完備しています。また各界の著名人がセレクトした本が集まる“あの人の本棚”が館内に出現し、自由に手に取ることができるんだとか。ホテルの部屋によっても置かれている本が異なるので、何度来館しても楽しめそう。

 

東京・池袋には「梟書茶房」というブックカフェが登場。ラウンジやテラス、キッチンなどのエリアに分かれていて、好きな場所で読書を楽しむことができます。中には「シークレットな本屋さん」と呼ばれる本棚があり、本に書かれた“あおり”だけで本をセレクトしていく仕組み。ブックカバーには次におすすめのブックナンバーが書かれているので、次々と本の世界が広がっていきますよ。

 

カフェと併設することで、より身近に本が感じられるブックカフェ。一度訪れてその魅力を堪能してみてはいかが?

 

文/牧野聡子