親子で始めたい!
賢くなる図鑑の「使い方」
図鑑はただ眺めたり、読んでいるだけでも子どもの脳の刺激になります。でも、それ以上に効果がある図鑑の使い方があると親野さん。いったいどんなことをすればいいのでしょう。
自然と知識がどんどん入ってくる! マイ図鑑を作ろう
図鑑は高価なものが多く、大事に扱ってほしいと思うかもしれません。「子どもに賢くなってほしいなら、〝書きこみ〞OKにしましょう。準備するアイテムはマーカーやシール、ふせんやカラーボールペン、トレーシングペーパーの3つ。これらを使ってオリジナルの図鑑を作る過程で、学ぶ力がアップしていきます!
Step1 きれいに使おうとしない
図鑑に落書き! そんなわが子を見たら怒るよりほめましょう。「書きこむことで図鑑に愛着をもち、何度も読み返すように」
Step2 調べたことをマーキング
もし図鑑で何かを調べたら、その部分をマーカーで塗ってもらいましょう。「マークした箇所がふえると、子どもはもっとふやしたくなり、どんどん見たり調べたりするようになります。ペンで書きこむのもOK」
Step3 トレペを使って自作図鑑を作る!
図鑑の写真の上にトレーシングペーパーをのせて鉛筆でなぞれば、上手にイラストが描けます。「楽しくなってほかのものも描きたくなるはず。それらをノートに貼っていけば、マイ図鑑が完成! 記憶にも残るように」
私たちが子どもだったころに比べて、種類豊富になった図鑑。 読んでいてい面白いことはもちろん、子どもの「予備知識」をふやすことにもつながります。 読書の秋に、親子で図鑑を楽しんでみませんか? また、『CHANTO』11月号では、斎木さん、親野さんおすすめの図鑑をピックアップしてもらいました。 最近話題の『テーマ型』図鑑から定番の『生き物』まで、この機会にぜひ読んでいただきたい図鑑を多数ご紹介しています!