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妊娠中の母親には不安がつきもの。特に初めての出産ともなれば、育児の前準備として“母親教室”に通う女性も少なくありません。新米ママを支える母親教室とは、一体どのようなところなのでしょうか。

母親教室には参加するべき?


母親教室では出産予定日の近い妊婦さんたちが集まり、妊娠中の過ごし方、出産の仕組みや流れ、産後の赤ちゃんのお世話などについてレクチャーしてくれます。自治体や産院、ベビー用品店などが主催しており、“母親学級”“プレママ教室”と呼ばれることも。また最近では、旦那さんや家族を対象に開かれる“両親学級”もよく耳にするようになりました。

 

ある妊婦さんはつわりがひどく、また産院が遠方のため母親教室に行くか迷っているそう。初めてのことなので、参加するべきかアドバイスを求めています。するとネット上には、「初めてなら行った方がいいかもしれないけど、体調が悪いなら無理して行く必要もないよ」「今はネットでも情報は調べられるからね。自分の体が一番大事」「まずは体を大切にして! もしも体調が安定するなら参加してもいいのでは?」とあたたかいアドバイスが。

 

また実際に参加した先輩ママからは、「母親教室で分娩室を見せてもらった。その時初めて出産の実感が湧いたなぁ」「他の妊婦さんと知り合えたし、悩みを共有できてスゴく良かったよ」「赤ちゃんの人形を使ってお風呂の練習とかできたのはありがたい。全然知識がないなら行った方がいいかも」「ケーキとか出してくれるし、良い雰囲気だからおすすめ!」と好評の声が上がっています。

 

ちなみに通院条件として母親教室への参加を必須にしている産院も少なくありません。中には両親学校へ旦那さんと共に参加しなければ、立ち合い出産ができないところもあるそう。もしも初めての妊娠なら、参加することで新たな発見があるかもしれませんよ。

出産の時に楽な姿勢を身につけられる“マタニティヨガ”


妊婦さん向けの教室は、母親教室の他に“マタニティヨガ”も有名。ヨガ教室ではもちろん産院などでも開催されており、専門のインストラクターや助産師の人が教えてくれます。

 

マタニティヨガとは妊娠中の精神・肉体・呼吸を整え、心と体の安定を目指すプログラム。ヨガを妊婦さん向けにアレンジし、より良い妊娠・出産ができるために必要なことが取り入れられています。やはり妊娠中は腰痛や肩こり、便秘などの症状に悩まされる人も少なくありません。マタニティヨガなら体調の改善にも効果があり、出産の時に楽な姿勢も自然に習得可能。

 

妊娠中の不安を少しでも解消するため、妊婦さん向けのサービスを経験してみるのも良さそうです。

 

文/牧野聡子