駅や空港、デパートなどにある公共のトイレでは、多くの人が行列を作ることも少なくありません。個室のトイレに入った時、次の人に「臭い!」と思われてしまったら少し恥ずかしいですよね。そこで今回は、後ろの人にトイレの匂いを残さない方法を紹介していきます。
公共のトイレですぐに匂いを消す方法!
今年の9月に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)には、臭気問題に携わること7年の臭気判定士・中丸晴樹さんが登場。公共のトイレですぐに匂いを消せる方法を教えてくれました。
トイレをした後の匂いは排泄物の主成分が影響していますが、その成分は空気よりも重い物質。そのため下の方に溜まりやすく、匂いがトイレの個室にこもってしまいます。そもそもトイレにおける換気とは、扉下のスペースから空気を取り込んで上部の換気扇に流すのが一般的。しかし排泄物の匂いは非常に重いので、どうしても換気しきれません。
そこで中丸さんは、「お茶殻をトイレに持ち込む」という方法を紹介。お茶殻には表面に無数の穴が開いているため、匂いの分子が穴に吸着します。出汁パックなど通気性に優れた袋に入れておけば、コンパクトに持ち運びが可能。また普段はかばんに入れておいても、抜群の消臭効果を発揮します。
番組では、お茶殻の入った出汁パックがどれほどの効果を発揮するか実験。事後にすぐ匂いを確認した人から、「ほんのりお茶の香りも感じつつ、トイレの匂いはかなり軽減された印象」と比較的高い評価を得ていました。
持ち運びも便利な“お茶殻消臭法”に、視聴者からは「普段はかばんの消臭もできるし、デメリットがなくていいね」「スゴくいいこと聞いた! 今度からお茶殻を持ち歩こう」「ほんのりお茶の香りがするというのもポイント高い。お茶の香りが嫌いな人なんてほとんどいないだろうし」といった声が相次いでいます。