噴火|警報・警戒レベルに注意。火山灰から身を守って

居住している場合も、観光で訪れる場合も、気象庁から発表される「噴火警報」「噴火警戒レベル」などに留意しましょう。地元の市町村から指示があった場合はそれに従い、土石流の危険がある場合は、その範囲外へ避難を。とにかく火口から遠くに離れることが命を守るカギです。火山灰などが降ってきた場合は、防塵マスクやゴーグルなどで目、鼻、口を保護しながら避難しましょう。

 

風水害|注意報の段階から早めの行動を心がける

風水害や土砂災害から命を守るには、気象情報を参考にした正しい避難行動が重要です。無用な外出は控え、地下や冠水しやすい道路などの低い場所を通ることは避けましょう。河川や用水路はもちろん、ふたがはずれているマンホールなども決して近寄らないこと。ハザードマップなどで危険が予想されている地域の人は、早めの避難を心がけてください。

 

土砂災害|もし自宅にいるなら斜面から遠いほうの部屋に

土砂災害

土砂災害がどこで起きるかは、なかなか予測できないもの。山や斜面が近くにある場合は、小石が落ちてきたり、湧き水が濁るなどの前兆があれば、避難勧告がなくても、安全を確認しながら早めの避難を心がけて。避難できない場合は、近所の頑丈な建物か、自宅の2階以上、斜面から遠い部屋に避難しよう。

 

竜巻|頑丈な建物の中に素早く駆け込んで

竜巻

天気予報の「竜巻注意報」や「雷注意報」をチェックし、その日の行動予定の見直しを。屋外にいて、竜巻が間近に迫った場合は、近くの頑丈な建物の中に入り身を小さくすること。自宅にいる場合は窓の近くを避け、トイレやお風呂、もしくは丈夫な机の下に避難して。その際、座布団や枕などで頭を守ることも大切。

 

台風・暴風|外出は控えて。見回りは絶対にやめて!

台風

台風や大雨が近づいているときは、テレビやラジオの気象情報に注意し、災害への備えを確認して。窓や雨戸を閉じ、風で飛ばされそうなものは固定しよう。風で転倒したりすることもあるので、できるだけ外出は避け、増水した川や用水路を見に行くのは厳禁。避難が必要な場合は、周囲の状況を確認しながら、複数人で移動すること。

 

浸水・洪水|避難が危険を伴うなら自宅で垂直避難を

洪水

気象情報や避難情報をこまめにチェックして、早めの避難行動をすることが大事。ただし、氾濫した水は勢いが強いので、水深が浅くても歩くのが困難だったり、道路と用水路の境目がわからなくなったりすることも。近くの頑丈な建物に駆け込んだり、自宅の2階以上に垂直避難することも選択肢のひとつになる。