「勉強ができる」だけでは生き残れない?!
これまでは、「いい大学に入っていればどんな職業にでもつける、そのためには高校・中学・小学校からしっかり勉強をしておくべき」という価値観のもと、小学校受験に向けて早期教育を始める家庭も数多くありました。
しかし、これまで「高度な教育を受けた人のもの」と思われていた職業に就けなくなってしまうとしたら、子どもたちがこれから何を学び、何を身に付けていくべきかは根本的に変わってしまいます。
2016年、「ディープラーニング」と呼ばれる「機械が人間に設定してもらわなくても自分で学ぶ」現象が実現し、ニュースとなりました。 これにより、高度な知識と思考・分析・判断などができるAIは予想を超えた速度で発達しはじめています。そして、一度システムが完成すれば、そのプログラムは簡単にコピーすることができるのです。
それに対し、力や手先の作業が必要な仕事をロボットにしてもらうためには、1体1体製造コストがかかりますので、企業側もすべての労働力を一気に人からロボットへ切り替えるのは簡単ではありません。 つまり、「手や体を動かさない仕事」の方が、先にAIに奪われてしまう可能性が高いということなのですね。
今人気の習いごと、続けていたらどうなる?
では、学校の勉強以外に、いったい子どもにどんな力をつけさせてあげたらいいのでしょうか? 人気の習いごとをそれぞれ見ていきましょう。