働くママたちへ防災についてのアンケート
[アンケート1 防災意識の変化について]

©︎CHANTO調べ
8割近いママが
子どもの誕生で防災意識をチェンジ
[アンケート2 地震や災害への備えについて]
©︎CHANTO調べ
「していない」は26%!
どの程度備えていいか…悩みも
[アンケート3 災害時の備蓄について]

「ローリングストック」に注目!
普段のストックを災害用備蓄に
乳児がいるママは、粉ミルク、離乳食、オムツ、おしりふきなど赤ちゃんにとっての必需品を多く買い備蓄しています。「おしりふきは、いざというとき大人も使えるので多めに持っています」というママも。確かに、避難していてお風呂に入れない場合など体を拭いたり活躍しそうです。 そして、注目したいのは「ローリングストック」という方法。「ローリングストック」とは、普段、食料などのストックを多めに買っておき、日常的に使っては補充していくというもの。これなら食材の量を一定に保て、賞味期限を気にせずに備蓄できるので、取り入れやすい方法です。
実践しているママによると、「冷蔵庫にペットボトルのお茶を大量に用意しています。日付順に保存し、一本減ったら一本補充しています。缶詰めとお菓子も同様です」。こんな様子を聞くと簡単に始められそうですよね。お米やパスタ、缶詰など、普段使っているものからスタートしてみてはいかがでしょうか?
[アンケート4 災害時落ち合う場所、連絡方法について]

連絡手段を決めていない人は88%!
今すぐ家族で話し合いを
注目したいのが、連絡手段を決めていないママ。「どちらも決めていない」(50%)と「落ち合うところのみ決めている」(38%)合計すると88%にもあがります。落ち合う場所は決めているけれども、いざというときの連絡手段は盲点になっていることがわかります。
災害が起きた際には、電話回線がパンクしてなかなか電話が繋がらない、スマホの電池が切れて連絡手段がなくなるなど想定外のことが起こります。災害用伝言サービスを使う、比較的つながりやすいSNSを使うなど決めておくと安心です。家族間だけでなく、パパ、ママの実家ともいざというときの連絡方法を決めておくと、お互いに慌てずにすみそうですね。
[アンケート5 子どもへの防災教育について]

園や学校で習うことを一緒に復習
公衆電話の使い方なども確認を
「まだ3歳なので理解しているか分かりませんが、先日幼稚園で防災訓練をして防災頭巾をかぶり近所の神社まで避難したのをキッカケに”地震”、”避難”、”頭を守る”と言うことを覚えた様子です」というコメントもあり、小さい子でも機会があれば最低限のことを覚えられることがわかります。自分の身を自分で守れるように、家でも一緒に話す時間を持ちたいですね。園や学校で教わったことを家族で復習すれば、子どももより理解が深まりますし、親にとってもいい勉強の機会になりそうです。
そして小学生の子どもを持つママは、状況によって落ち合う場所を細かく決めている人が多くいました。8歳の子どものママは「基本は学校で防災訓練しています。ただし、身を守れたあと、家族と再会するにはどうするか、定期的に話し合ってます。帰り道の途中で被災したら、学校に戻る。家の中で大地震にあったら、外に出て公園で待機。私が迎えに行くまで必ず待つことや誰かの家では待たない、誰かに着いていかないなどと約束を決めています」。 他にも「長女は1人で習い事に出たりもするので、外出中に地震があったら、誰の指示に従ってどのようにするべきかを伝えています。また、公衆電話の使い方も教えています」、「学校で学習してきた内容に合わせて、家でも復習している。待ち合わせ場所の話合いや、子供に住所、名前、血液型、生年月日を書いたカードを持たせた」などマネしたいアイデアが集まっていました。 防災を意識しているものの、悩むママも多いことがわかった今回のアンケート。いつ、どこで起こるかわからない災害には日頃からの備え、心構えが一番大切です。ぜひこの結果を家庭で防災について話し合うきっかけにしてみてくださいね。