もちろん個人差はありますが、総じて女の子は男の子より言葉を覚えるのも早く、おませなエピソードがたくさん。そこで今回は、保育園児の「女の子ならではのおませなエピソード」を3人のママに聞いてみました。 大人顔負けの女子力トークから、3歳児ならではのかわいい行動まで…女の子って面白い!
ママたちにきく、3歳女の子のおませなエピソード
3歳女子のナイショ話は…JK顔負けの恋バナ?! (双葉さん/29歳/小売業)
わが家の3歳の娘は、仲良しのお友達とナイショ話をするのがマイブーム。先日、なにを話しているのか教えてもらったのですが…聞いてびっくり! 「〇〇ちゃんは□□くんのことが好きなんだって!」
「え、でも〜、□□くんは△△ちゃんが好きだって言ってたよ〜」
「〇〇ちゃんも△△ちゃんも好きだから、仲良くしてほしいなぁ」
3歳にして立派な恋バナにオドロキ。でも、子どもならではのかわいらしさもあって、思わず笑ってしまいました。 すると「もう!大変な話なんだから笑わないで!」と怒られる始末。おませな娘の話を聞いてほっこりする日々です。 「今日のお洋服は自分で選ぶの! 絶対ピンクのスカートにする!」なんて、コーディネートを自分で決めるときもあって、「こんなに小さくても女なんだなぁ」と感慨深いものがあります。
妹を叱った私を叱る〝小さなお母さん〟 (有紗さん/31歳/飲食店勤務)
うちには3歳の長女と1歳半の次女がいます。ふたりはいつも仲良しで、おままごとや追いかけっこをして一緒に遊んでいます。
あるときふと様子をうかがうと、長女が次女に絵本の読み聞かせをしているではありませんか…ひらがなを全部読めるわけじゃないのに! 昔、私が読み聞かせをしたストーリーを覚えていて、それを暗唱して聞かせていたのです。気づいたときにはとても驚きました。 また別のあるとき、次女が何度注意しても同じ悪さを繰り返すので、少しきつく叱ったことがありました。すると「ママ、だめでしょ! もっと優しく言わないと、〇〇ちゃん泣いちゃうよ! もっと優しく! わかった?」と逆に長女からのお叱りが。 これには私も気が抜けてしまい、次女に「ごめんね。でも、悪いことしたらだめ。仲良く遊んでね」と言うと「やればできるじゃない! ママ、えらい!」と長女にほめられました(笑)。 私が長女に言っていることを、しっかり覚えているということにもびっくりしましたし、その言葉を応用してしゃべっていて。女の子はすごいな…と感心。 そんな娘も「〇〇ちゃん、もう寝ちゃったから、今度は私の番ね。ママ、だっこで寝よ〜」と言ってきます。ませていても、まだまだかわいい小さな子ども。これからも大切にしてあげたいです。
白黒つけたい3歳娘、いったいどっちが保護者?!(香澄さん/34歳/スーパー勤務)
優柔不断な性格の私とは大違いで、小さい頃から白黒はっきりさせたいタイプだった娘。そんな娘が3歳の頃、よく一緒にショッピングモールに買い物に行っていました。
食料品を買うにも、洋服を買うにもすごく悩む私、その姿を横目に娘は「もう、ママ早くしてよね。もう12時になっちゃう!」と注意してくるんです。 今日は食料品だけ…と思いながら、ショッピングモールを歩いていると、すごく好みの洋服を着ているマネキンが。 娘に「ママ、ここで洋服見てもいい?」とおうかがいをたてる私。すると「見てもいいけど買わないからね」と言われ、どっちがママなのか…と思う会話をすることもありました。 逆に、おもちゃコーナーでどれを買ってもらうか悩んでいる娘に「決まらないなら買わないよ。もう帰るよ!」と言うと「待って。あと3分待って。すぐ決める…」と悩み始めます。そして本当に、3分以内にどれにするか決める決断力…もはや圧巻です。 また、精算して「さあ帰ろう」というときにタイムセールの知らせが聞こえてくると、ソワソワしている私に「ママ、セールには行かないよ。もう帰るんでしょ」とあきれ顔。 おませさんだったけど、とてもかわいかったことを思い出します。
保育園の教室を見渡しても、この年頃の女の子は先生の代わりに男の子の面倒を見ている、なんてしっかりさんもいるほど(笑)。 周りの人たちのことも、よ〜く観察しているんですよね。ステキなお手本になれるよう、ママも負けじと「女子力アップ」しましょうか!