義父母と仲がよくても、帰省にはストレスがつきもの。嫁・姑・夫の立場にある賢者に、もやもやしないためのルールを教わりました。夫と共有して、この夏の帰省をもっと楽しみましょう!
相談に乗ってくれたのは…
先輩ヨメ代表 おぐらなおみさん
マンガ家、イラストレーター。自身の子育てをコミカルに描くブログ『中身はつぶあん』ほか、痛快なコミックエッセイが人気。著書に『母娘問題2-オトナの親子』(中央公論新社)など。
姑代表 溝井喜久子さん
1934年生まれの専業主婦。社会問題についてつぶやく含蓄に富むツイートが評判となり、現在のフォロワーは9万人超え。著書『キクコさんのつぶやき』(ユサブル)が話題。
夫代表 ザビエルさん
自身が紆余曲折を経てダメ夫を卒業した経験をもとに、夫婦関係改善の助言を行う〝幸せ夫婦 伝道師〞。著書に『なぜか、いつも夫は他人ゴト。』(サンクチュアリ出版)などがある。
「義父母は他人」とわりきると帰省はみるみる楽しくなる!
CHANTOが行った読者160人へのアンケートでは、7割以上が「帰省は苦痛ではない」と回答。とはいえ、ほぼ全員のママが帰省中にストレスを感じていました。いやではないけれどやっぱり疲れる、というのが本音ですよね! 「結婚したら夫の親も家族になるという刷りこみが問題の根源!」と言うのは、姑の立場の溝井さん。結婚しても夫の実家に入るわけではないのに、義父母と家族になったように扱う習慣があることが違和感につながる、と指摘します。 長年帰省してきたおぐらさんは、「昔みたいな嫁いじめをするお姑さんはほぼ絶滅したはず。感じたことは率直に言ってほしい、って思っているんじゃないかな」。 夫の立場のザビエルさんは、「他人どうしなのは夫婦も同じ。夫に気持ちをしっかり伝えて、義父母とのあいだに入ってもらうのが帰省をスムーズにする秘訣では」。 〝他人だから言わなきゃわからない〟とわりきることが、帰省をストレスフリーにするルールかも。よくある〝もやもや〟の解決法は次のページから!