楽天モバイルと楽天証券で「ほったらかし」で得をする!
貯まったポイントは有効に使いたもの。すでにお馴染みですが、楽天のポイントは1P=1円として、楽天グループのサービスに利用可能。同グループのサービスは、買い物、宅配、旅行、証券、銀行など幅広く、多岐に渡ります。
「私は楽天モバイルを持ち、ポイントを通話代に充当しています。一度ポイントで支払う額を設定すれば、あとは毎月自動的にその額分が充当されるので便利。いちばん安いプランを選んでいますが、通話代は全額ポイントで賄えているため、実質無料です」
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアもポイントでの通話代支払いは可能ですが、自動的に充当される仕組みはなし。楽天モバイルはポイントの利便性で勝るのです。なお先に紹介したように、SPUで楽天モバイル利用者はポイント+2倍の特典もあります。
「楽天証券の口座を持ち、毎月ポイントを使って投資信託の購入も行っています。楽天証券では100円から投信購入が可能。ポイントを使ってコツコツと買い貯め、いま2万6000円くらいになってプラスの成績で回っています」
楽天カードで支払うときに楽天〇〇を使うとさらに得!
楽天の注目情報も頭に入れておきましょう。最近、スマホのアプリを使った決済サービス「楽天Pay(ペイ)」が広まっています。楽天会員情報にクレジットカードを登録し、専用アプリをインストール。楽天IDでログイン後、決済に使うカードを選択すれば準備完了です。
支払い方法には、QRコードまたはバーコードを読み込む方式を採用。スマホひとつで簡単かつスマートに買い物ができ、楽天のポイントも貯まります。 「QRコード決済は世の流れです。ローソン、AOKI、ワタミなど、楽天ペイの加盟店もふえています。楽天ペイで支払うと、クレジットカードのポイントに加え、+0.5%が上乗せに。ですから、楽天カードより楽天ペイを使ったほうがお得なんです」
2019年10月、楽天は「第4の携帯キャリア」として携帯電話事業に新規参入。これにあわせてなんらかの特典が発表されるのも見逃せません。 「予測ですが、楽天キャリア利用者のポイントの上乗せや、ポイントを通話代の支払いに充当できるのはほぼ間違いないと思います。そのほかどんなサブライズが用意されるのか。要チェックですね」
楽天カード一択ではなく、場合によっては楽天ゴールドカードを選択し、楽天ペイも使いこなす。頭をやわらかくして、楽天ポイント道を究めましょう!
教えてくれたのは… 菊地崇仁さん クレジットカードやポイントの専門家として、テレビや雑誌、セミナー講師としても活躍中。All About「ポイント・マイル」のガイド。ポイント交換案内サービス「ポイ探」を運営する。 ポイ探検http://www.poitan.net/