子どもが2歳くらいになるとおとずれる、通称「イヤイヤ期」。第一次反抗期とも呼ばれ、子どもがちゃんと成長している証拠…なのですが、ママにとっては大変な時期ですよね。 でもその一方で、予想外の行動をして笑わせてくれるのもこの時期。そこで今回は、そんなイヤイヤ期の、手が焼けるけど「思わず吹いた」おもしろエピソードを聞いてきました。
真夏に完全装備の冬服「暑くない!」と玉の汗(美香さん / 36歳 / 銀行員)
8月のある日、保育園に行くため息子に服を着せようとしたときのことです。普段ならおとなしく着替えてくれるのですが…この日はなぜか、かたくなに着替えを拒否。 時間もなかったので、イライラした私が「早くしなさい!」と怒ると、息子は泣きながらクローゼットのほうへ行き、あろうことか、冬用のニットと長ズボンを身につけて戻ってきました。しかも厚手の靴下と、手袋まで着用し〝完全冬の日装備〟です。その姿に私が唖然としていると、息子は「これで行く」と言い残し、玄関の方へ。
しかし外は30℃を超える真夏日。熱中症を心配した私は、なんとか夏服に着替えてもらおうとなだめたりすかしたりしましたが、結局彼の気持ちを変えることはできず。 結局、汗だくの息子を自転車の後ろに乗せ、仕方なく走り出しました。途中で「暑いでしょ?」と何度も聞きますが、息子は額に汗をダラダラ流しながら「暑くないっ!」と言い張ります。 あきらめた私は「もう知らない!」とそのまま保育園へ、そして息子の異様な姿に少々引いている様子の先生に経緯を説明。夏服の着替えを渡し、保育園を後にしました。でも、さすがに暑かったのでしょう。仕事帰りに迎えに行くと、そこには半袖半ズボンで元気に走り回っている息子がいました。先生によると、私の姿が見えなくなったとたん夏服に着替えたそうです(笑)。