「家がいつもごちゃついている、わかっているけど、忙しくて片づけまで手が回らない」 仕事に育児に忙しい女性が、平日、家事に回せる時間はそう多くはありません。晩ご飯の調理をして、明日着る洗濯ものをたたんで、と絶対に必要な家事をしているうちに、片づけは後回しになりがちです。「散らかっていても死なないし」という言い訳、よく聞きますよね。
でも、世の中にはフルタイムで働きながら、子どもを複数人育てつつ、すっきりきれいなお部屋で暮らしている人もいます。雑誌やテレビで紹介されるそれらの人たちは、なにも家族が寝た後で何時間も片づけたりしているわけではありません。できるだけ片づける手間を省けるよう、その前段階に注目して、「そもそも散らかりにくい部屋」にする工夫をしています。
「散らかりにくくする」ことを心がけて部屋づくりをすれば、
(1)散らかる ↓ (2)すぐに片づけられればリセットできるが、片づけられなければさらに散らかる ↓ (3)片づけるのに手間や時間、体力が必要になる ↓ (4)やりたいこともできず、体も心も疲れてしまう
という悪循環の(1)をまずなくし、負のサイクルを断ち切ることができます。 そのためにするべきことを、次のページから詳しくご紹介します。