2021年12月に放送された『がっちりマンデー!!』(TBS系)では、ロードサイドのスイーツ王「シャトレーゼ」を特集。なぜシャトレーゼは“おいしくて安い”を実現できるのか、その舞台裏を紹介していました。
意外と知らないシャトレーゼの歴史
全国に600店舗以上出店している大人気スイーツチェーン「シャトレーゼ」。一度は行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか? 実は今、シャトレーゼは年間売上げ780億円という絶好調ぶり。番組ではその秘密を探るべく、シャトレーゼの総本山・山梨県の工場に潜入しました。
シャトレーゼは、今川焼風のお菓子「甘太郎」のお店が発祥。昭和29年に山梨県で誕生して以来、お菓子一筋67年という歴史あるチェーン店です。今川焼風のお菓子は、夏に売れ行きが落ち込むため、夏も冬も売れるお菓子を作ろうと、当時では異例の一個10円のシュークリームを販売。その後着々と売上げを伸ばし、昭和42年に「株式会社シャトレーゼ」と社名を変更して洋菓子業界へと参入しました。
「おいしくて安い」を実現できる秘密は、山梨県にある3つの巨大工場。シャトレーゼでは、この3工場でほぼ全てのお菓子を製造しています。理由は、山梨県がスイーツの材料となる「フルーツ」「牛乳」「卵」がよくとれる場所だから。生産地の近くに工場を作ることによって、輸送費も削減しつつ鮮度を保ったまま早く運ぶことが可能になります。
年間200個!? シャトレーゼ人気の秘密は新商品の多さにあった
さらにシャトレーゼでは、ホールケーキのような“少量多品種商品”は一つひとつ手作りしているそう。機械でラインを組むよりも、職人の熟練した技で作ったほうが効率がよくなり、コストダウンに繋がると言います。
シャトレーゼが人気の理由は、「おいしくて安い」だけではありません。続々と登場する新商品の多さも人気の秘密です。シャトレーゼでは400種類以上の定番スイーツのほかに、毎年200個のペースで新商品を開発。お客様が飽きずに楽しめるのも、魅力のひとつになっています。
商品開発は工場内で行い、シャトレーゼの会長が自らの舌でチェック。会長のジャッジは桁違いに厳しいそうで、最終チェックを乗り越えた新商品はまさに努力の賜物と言えるでしょう。
アイスの可能性は無限大! 「ちょいたし」で贅沢スイーツに
シャトレーゼの公式ブログでは、自社商品を使ったアレンジレシピを掲載。そのなかから今回はシャトレーゼのアイスに「ちょいたし」して作る、絶品スイーツアレンジを2つ紹介します。
1つ目は、皮と餡の間にアイスをサンドする「どら焼き+アイス」の組み合わせ。王道とも言えるコンビですが、シャトレーゼの「北海道十勝産小豆の特盛り餡どら焼き」と「八ヶ岳契約牧場しぼりたて牛乳アイス」のコラボなら、さらに極上の味わいが体験できますよ。ボリューム満点なので、ナイフとフォークを使って上品に味わってみては?
2つ目は「焼き芋+アイス」。ほくほくの焼き芋を半分に割り、「八ヶ岳契約牧場しぼりたて牛乳アイス」を添えるだけのアレンジレシピです。熱々の焼き芋ととろりと溶けるアイスの組み合わせは、やみつきになること間違いナシ。
お手軽に手に入るからこそ、いつも食べているシャトレーゼの商品を使って自由にアレンジを楽しんでみては?
文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/『がっちりマンデー!!』note編「がっちりスクール!!」https://note.com/gacchiri/n/n311b5b5c7047
シャトレーゼ公式ブログ(Chateraise News)「つい人に教えたくなるおいしさ! 濃厚アイスにちょい足しで絶品スイーツに」https://www.chateraise.news/posts/6973346/