『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)に食育インストラクターの和田明日香さんが出演。「Dr.和田明日香の一家救済レシピ」と題して、サッカー元日本代表・大久保嘉人さんの料理の悩みを解決すべくオリジナルレシピを伝授しました。
玉ねぎは飴色でなく“さっさと焦がすこと”
リモートで顔を合わせた2人。さっそく和田さんが大久保さんに料理の悩みを聞いていきます。
大久保さんは以前カレーを作った際、「おいしかったんですけど、普通の味でなんかちょっと違うな」と感じたそう。
ホテルや洋食店のような“ひと味違うカレー”を作って、子どもたちから「パパ、料理うまくなったね」言われたい、といいます。
和田さんは「ちょっと作り方変えるだけでなかなかおいしくなりますよ」とレクチャーを開始。
まず玉ねぎ1個をスライスします。にんじん1本、じゃがいも2個はすりおろすのがポイント。「ずっと煮込み続けているトロミみたいなもの」を加える効果があるそうです。
鍋にオリーブオイル大さじ2をひき、にんにく1かけとしょうが1片をすり入れます。香りが立つまで炒めたら玉ねぎを投入。
和田さんは、「じっくり飴色じゃなくて、さっさと焦がします」「玉ねぎを焼いたこうばしさだけがしっかりでればいい」とポイントを解説していました。
玉ねぎに焦げ目がついたらすりおろした野菜を入れ、油を馴染ませるように炒めます。そこへ水800mlを追加。しょうゆ大さじ1で下味をつけ、弱めの中火で煮込みましょう。
インスタントコーヒーが最後の隠し味に!?
続いて、牛薄切り肉300g~350gに塩・こしょうをしっかりとふります。熱したフライパンにオリーブオイル適量をひき、表面だけを焦がすように焼いてください。
牛肉に焦げ目がついたら鍋に投入。煮込みすぎないよう、すぐにカレーフレーク100gを追加します。
最後に隠し味としてインスタントコーヒー小さじ1を加え、10分煮込めば、“ひと味違うカレー”の完成。インスタントコーヒーには「スパイスを焙煎したあのこうばしさ」や「洋食屋さん風なカレーの香り」を足す効果があるそうです。
大久保さんは、「めちゃくちゃ簡単ですね」「おいしそう」と笑顔に。後日自宅で和田さんのカレーのレシピを実践すると、「うまい! めっちゃうまい」「やるやん」と子どもたちから絶賛されていました。
リンゴジュースで作る! グッチ裕三さんのアップルカレー
タレントのグッチ裕三さんは自身のYouTubeチャンネルで、「水分はリンゴジュースだけ」という“アップルカレー”を紹介しています。
はじめに、鶏もも肉に包丁で穴をあけ、8等分にカット。小麦粉をまぶし、オリーブオイルとバター2かけを入れてフライパンで炒めていきます。
火が通ったら適量のリンゴを入れ軽く炒め、玉ねぎを投入。よく炒めたらリンゴジュース適量を注ぎ、市販のカレールーを加えます。
甘くなりすぎないよう「ちゃんと仕掛けがある」というグッチさん。
“今回の決め手”というココナッツミルクとしょうがのしぼり汁をそれぞれ多めに加えたらルーのできあがりです。味見したグッチさんは「優勝だ。やっぱりうまい」と自画自賛。
ライスにはバター、パセリ、こしょうをそれぞれ適量加えてかき混ぜます。お皿に盛り、ルーをかけていただきましょう。
家庭料理の定番・カレー。いつもの味にちょっと変化がほしいと思ったときは、和田さんやグッチさんのレシピで“ひと味違うカレー”を楽しむのもいいかもしれませんよ。
文/内田裕子
参照/『家事ヤロウ!!!』公式 Instagram「kajiyarou」https://www.instagram.com/p/CZJjpWVljEZ/
グッチ裕三公式YouTube「芸能人料理王★優勝レシピ【アップルカレー】グッチ裕三流」https://www.youtube.com/watch?v=dHYWxc4vnbg