これまでに料理本を3冊も出版し、この日はオイシックスドット大地のママサポーターにも就任するほど、料理上手としても知られています。でも実は21歳まで玉ねぎのみじん切りもできないほど料理が苦手だったそう。あれだけ忙しい中で、どうやったら料理のスキルがあげられるの?料理の秘密や家庭の食育についてお話をうかがいました。
キットを使った“ひとり料理教室”は
料理の時短にも、スキルアップにもなる
21歳で本格的に料理を始めるまで、ほとんど料理経験はゼロだったとインタビュー記事で拝見しました。CHANTOの読者である働くママも、結婚前は外食中心で、家事の中でも料理が苦手という方が多いのですが、忙しい中で料理の腕前を上げるコツってなんだと思いますか?
小倉さん:
母が料理好きということもあって、当時はまったく料理をしたことがなく、玉ねぎの切り方するわかりませんでした。「繊維に沿って切るってどういうこと?縦?横??」みたいなくらい、料理がわからなくて。でもやっぱり、料理は好きというか、おいしいものが好きですし、子どもたちにも旬なもので、なるべく添加物が入っていないものと考えると、自分で調理しなきゃなって。 21歳のときは、仕事の合間をぬうようにいろんな料理教室に通って学びましたが、私も子どもがいるとそんな時間の余裕はなくて。そんなときは、Kit Oisixのような料理キットを使うといいですよ。必要なものが揃っていて、作り方も丁寧に解説されているので、“ひとり料理教室”じゃないですが、食材の組み合わせや料理の工程などが勉強できると思います。それに料理の時短にもなりますしね。
お母様が料理好きだったとのことですが、親の興味が子どもにも影響したりすると思いますか?
小倉さん:
そうですね。母はもともと加工食品よりも素材そのものを使って料理をすることが好きで、いつも手作りの料理が食卓に並んでいました。それがあたりまえだったから、自分も同じようにしたいと思うのは、母の影響かもしれません。