GLAYのTERUさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『TERU ME NIGHT GLAY』(BAYFM78)。昨年12月の放送では、受験を控えるリスナーからの相談に答えていました。番組内でTERUさんは、緊張しているときや不安を抱えているときの対処法について語っています。

大人でも緊張することはある! TERUさんが今回の全国ツアーで感じたこと

番組では、今年受験生だというリスナーから「どうしても緊張するときや不安になってしまうときはどうしていますか?」という質問が。これに対してTERUさんは、自身もいまだに緊張したり不安を感じるときがあると告白していました。

 

今でもステージに上がる直前は、ドキドキして不安に駆られるというTERUさん。昨年11月5日に初日を迎えた全国アリーナツアー『GLAY ARENA TOUR 2021-2022 FREEDOM ONLY』では、ライブが終わった後もずっと緊張しっぱなしだったといいます。コロナ禍での開催となった今回のツアー。感染者が出てしまったらどうしようという怖さや、この状況で本当に開催して良かったのかなど、さまざまな葛藤があったと明かしていました。

 

「大人になって経験を重ねても変わらず緊張する」と話すTERUさんですが、今回実際にステージに上がって歌ったときは、“少しでもみんなの心の支えになってくれれば良いな”と感じたそうです。

「緊張して当たり前」TERUさんが受験生に贈ったアドバイスとは

続けてTERUさんは、悩める受験生のリスナーへアドバイス。「不安を感じたり緊張するのは当たり前。その緊張感も楽しむと良いのではないか」との言葉を贈っています。さらに「緊張感はなかなか経験できることではない」とTERUさん。気持ちを切り替えて、不安や緊張も楽しいと思うことが大切だと語っていました。

 

緊張を克服するには、それなりの努力も必要。TERUさんは「出しきったと自信をもって言えるぐらい、勉強を頑張ってほしい」とも話しています。しかしどれだけ頑張っても、不安は感じてしまうもの。そういうときは一度休憩をはさみ、音楽を聴いて気持ちをリセットして次に進んでほしいとアドバイスしていました。

 

また、ここまでやりきったら好きなものを食べるなど、自分へのご褒美を準備することも提案。切り替えの大切さを語ったTERUさんの言葉は、受験生を支える親にも参考になりそうです。

落ち込んだ娘にかけた言葉が泣ける… 受験がダメでも大丈夫

以前放送されたラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)では、お笑い芸人・土田晃之さんが“受験に失敗した娘にかけた言葉”について言及。ネットでは、その言葉が温かいと話題になっています。

 

中学受験に挑みましたが、残念ながら不合格となってしまった娘。相当ショックを受けていた娘に、土田さんは「落ちたって良いんだよ」と話し、「頑張ってチャレンジしたその先に合格があるか不合格があるかわからないけれど、頑張ることに意味があるのだ」と励ましの言葉を贈ったそう。

 

もし受験に失敗したことを馬鹿にする人がいたら、「チャレンジもしないで見てるだけの奴が偉そうなことぬかしてんじゃねえ」と言えばいい、ともアドバイス。娘を想った土田さんなりの激励の言葉に、リスナーからも多くの称賛の声が集まっています。

 

受験も大人になるためのプロセスのひとつ。子どもの可能性を信じて、そばで見守ってあげるのが親のいちばんの役目と言えるかもしれません。

文/内田裕子 ※画像はイメージです