コロナ禍で家にいることが多くなり、ゲームを楽しむ時間が増えた人も多いのではないでしょうか。ゲームに触れる機会が増えると、子どもの生活に支障が出ないか、心配な親もいるかもしれません。ゲーム好きの芸能人の言葉を参考に、ゲームにハマる子どもとの向き合い方を考えてみましょう。

勉強しない本当の理由は「ゲームではない」!?

ゲーム好きで知られる謎解きクリエイターの松丸亮吾さん。11月20日に松丸さんがTwitterに投稿した、ゲーム障害に関する考え方が話題になっています。

 

「『うちの子ゲームのせいで勉強しない』という親御さん良くいるけど、勉強しないのはゲームのせいじゃなくて『勉強をする意味が教えられてないから』」とコメント。意味を理解していなければ、ゲームがなくても勉強しないとし、「逆に勉強の意味を理解して自らゲームと両立して東大行く人も全然いる。ゲームを悪者にしないで」と自身の考えを訴えました。

 

ゲームをしている子どもの姿ばかり目に入り、つい勉強をしないのはゲームが原因だと思ってしまいがち。しかし表面だけで判断するのではなく、本質を捉える必要があると気づかされます。

ゲーム好きが語る! ゲームにハマる子どもへの言葉

本田翼さんもゲーム好きな芸能人のひとり。2021年5月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、ゲームについて「人生で大切なことを教えてくれた友です」と話しています。

 

さらに、ゲームにハマる子どもの親に向けて持論を展開。「ずっとゲームをしているお子さんを見ると、『ゲームは、あと何分よ』って区切りたくなる方多いと思うんですよ」と前置きしたうえで、時間で区切るのをやめてほしいと主張しました。「最近のゲームは時間じゃないんです。試合で区切るんです。だから、親御さんに言いたいのは、『あと1試合だけよ』と言ってほしい」とコメント。

 

また、ご飯のときは「その30分ぐらい前に『あと1試合よ』って、手前で言ってあげてください。そしたら、子どもも喜んでご飯を食べに来てくれると思います」とゲームにハマる子どもの親たちへアドバイス。ゲーム好きだからこそわかる目線で、考えを語りました。

ゲームの良し悪しは向き合い方しだい

ゲームといえば、以前のYouTube配信でひろゆきさんがゲーム依存症の子どもを持つ親の悩みに回答したことも。

 

「どうしたらゲーム時間を短くできますか?」という質問に対し、「どうやったらプレイ時間を短くできるか考えてもらえばいいんじゃないですか」とアドバイス。「何らかしら短くする方法はある」と言い、「もし方法がないんであれば、『スマホの解約をします』とかって言うと、たぶん頑張って短くする方法を考えると思うんですよ」と続けました。

 

さらにゲームに関する持論も展開。「効率的にやるにはどうすればいいかってのまで考えてやるのであれば、その子にとって無駄な時間にはならないと思うんですよね」とコメント。頭を使って結果がうまく回るのであれば問題ないと語りました。

 

ゲームの良い側面に焦点を当てた3人の考え方。全面的に否定せず寄り添うことで、子どもと一歩踏み込んだ向き合い方ができるのかもしれません。

文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/ひろゆき公式YouTube「ゲーム依存症はどうすべき?ゲーム依存の息子に頭を悩ませている視聴者にひろゆきからアドバイス【ひろゆき/切り抜き】」https://www.youtube.com/watch?v=lCxUlBVo104