10月24日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)には、宝塚歌劇出身の女優である天海祐希さんが登場。同番組の人気企画「インタビュアー林修」で、“落ち込んだ時の対処法”について語っていました。
実は悔し泣きをした経験がある!?
天海さんといえば最高平均視聴率25.3%を記録したドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で、“冷酷な女教師役”を担当して注目の的に。他にも『Around40 ~注文の多いオンナたち~』(TBS系)や『緊急取調室』(テレビ朝日系)といった人気作品で、“芯の強い女性”を演じています。
多くの人に“強い女性”という印象を持たれている天海さんですが、過去には苦い経験をしたことも。天海さんによると、ある俳優と共演したときに「心の部分でその役者に負けている」と自覚。完成した作品を観た際、悔しくて夜中に泣いたと言います。
視聴率も好調だったものの、「こんなダメなお芝居でこんな数字を取っちゃいけない」と自分に言い聞かせたという天海さん。同番組の視聴者からは、「演技に妥協しないストイックな姿勢に感動」「天海さんが悔し泣きって意外すぎる…」などの反響が相次いでいました。
ネガティブな人にひと言「自分が落ち込んでいないと思う」
天海さんの苦い思い出にフォーカスを当てましたが、ツライ気持ちになった際はどのような方法で乗り越えたのでしょうか? MCの林修さんが“落ち込んだりするとき、どんなふうに対処される?”とたずねたところ、「どうしようもないから、落ち込むのをやめる」と答えています。
天海さんいわく、「落ち込むのをやめる」という方法は、“何も対処法がないとき”に行うそうで、“改善できる余地がないことに対して、悩んでも時間がもったいない”と説明していました。
林さんが“どうやったら落ち込むのをやめられる?”と質問すると、「自分が落ち込んでいないと思う(そう思えば落ち込んだことにならない)」と返答しています。続けて「悩んでも解決しないことのほうが多い」「そしたらもう、(悩むのを)やめる」とコメント。天海さんのアドバイスには、「確かに悩むよりも行動に移したほうが早いこともある」「天海さんだからこそ説得力があります」といった声が後を絶ちません。
ネガティブを活かせばポジティブになれる?
多くの視聴者が注目した“天海さんのポジティブ論”ですが、ネガティブ思考の人にとっては「落ち込むのをやめる」のは、簡単なことではないかもしれません。
ブロガー&作家のはあちゅうさんは、以前に自身のYouTubeチャンネルで“ネガティブな人に役立つポジティブ論”を解説。“どちらかといえばネガティブ寄り”と前置きしたはあちゅうさんは、「ネガティブを活かせばポジティブに生きられる」と語っています。
気になるのは具体的な方法ですが、はあちゅうさんによれば、生活がより楽しくなる方法や便利なものを見つけるという行動が効果的。たとえば、家計簿の管理が楽になるアプリを使ったり、最新の家電を試しているそう。家事やメイクといった日課をただおこなうのではなく、“楽しい&便利な方法”を考えることでモチベーションアップにつながります。
より前向きに生きられる、天海さんとはあちゅうさんのポジティブ論。なかなか元気が出ないときは、参考にしてみてはいかがでしょうか?
文/牧野聡子 ※画像はイメージです。
参照/はあちゅう公式YouTube「ネガティブな人のためのポジティブ論」https://youtu.be/tBNPecQKWwc