自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た”家を安らぐ場所にするちょっとした習慣や愛用品”を教えてもらいます。
今回は、おふみさんが毎年行っている手帳術について伺いました。それは、やりたいことを書き出すだけとシンプルなものなのですが、ある工夫をすることで自分のやりたいことを整理でき、達成できる確率がかなり上がるのだとか…。その工夫とは?
今年は100個中50個が叶ったやりたいことリスト
2021年ももうじき終わりですね。年末に必ずしていることってありますか?
わたしは手帳を開いて、今年できたことを数えるのが毎年の習慣になっています。
年始に、その年にやりたいことを100個リストアップしています。 そして年末には、そのリストのうち何個が叶ったか、チェックを入れていきます。
数えてみたら、昨年は61個、今年は50個の願いが叶っていました。
「絶対叶えるぞ」と意気込んで毎日手帳を開くような気合の入れ方ではなく、 普段は忘れているけれど、叶っていたらラッキーくらいの気持ちで、ゆるい目標として書いています。
それでも振り返ってみると、毎年かなりの数の願いが叶っているので驚きます。
思うに、書くことで無意識下に刷り込まれるのではないかと思います。 その事柄に対するアンテナが立てられる感覚です。 あとは勝手に情報収集がスタートします。
アンテナを立てた事柄に関しては、新聞を斜め読みしても、文字が浮かび上がるようにして視界に入ってくるという経験が何度もありました。
騒がしいパーティ会場でも自分の名前を呼ばれたら聞き分けられる「カクテルパーティ効果」みたいなものではないかと思います。
また、毎年リストを書いているとわかるのですが、数年スパンで興味の対象が移り変わっていくのを感じます。 (反対にずっと変わらず何度も登場するワードもあります。例えば私の場合、今年まではずっと叶えられずにいた「早起き」は毎年登場していました)。
1年に1回、この「やりたいことリスト」を書くことで思考がすっきりと整理されて、今の自分が本当に興味のあること、やりたいことに気づけます。