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本棚がいっぱいになったり読まなくなった本が溜まってくると、「売れないけど捨てるのもなんだかな…」と処分に困ることもありますよね。そんなときにおすすめなのが“こどものみらい古本募金”。簡単に古本を回収してもらえるうえに、子どもの未来を支援できますよ。

 

本で貧困の子どもを救える!?


先日Twitterで話題になったのが、“こどものみらい古本募金”。本を使って“子供の未来応援基金”への寄付につながるしくみで、「めっちゃいい取り組み!」「もっと広まってほしい」とネット上で注目を集めました。

 

利用方法もとっても簡単で、書籍を梱包して申しこんだらあとは集荷を待つだけ。書籍の査定額が子供の未来応援基金への寄付金額となり、貧困状況にある子どもを支援する

NPO

などの民間団体への支援につながります。買い取ってもらえるのは本だけでなく、漫画やゲームソフト、CD、DVDなども対象。ただし本は裏表紙などにISBNコードが記載されているもののみが対象となるので、梱包する前によく確認しておきましょう。

 

SNSなどでは「これは絶対にやる」「本が多すぎて困ってたからちょうどいい」との声が。5点以上寄付すると送料無料になる上に、値段がつかなかったものも小中学校の図書館や海外の研究機関などに寄贈されるので、気軽に寄付してみてくださいね。

 

着られなくなった子ども服も寄付につながる!


着られなくなった子ども服の処分で困っている人には、“こども服みらいファンド”もおすすめ。“こどものみらい古本募金”と同じく、着られなくなった子ども服を発送すると査定額が子供の未来応援基金への寄付につながります。

 

発送された子ども服は、次に必要とするママへリユース。次に使う人が気持ちよく着られるよう、洗濯や毛玉取りはしっかりと行っておきましょう。臭いのひどいものや、シミ汚れ、穴などのダメージがひどいものは査定の対象外。買い取り対象のブランドも決められているので、事前にホームページなどで確認しておいてくださいね。

 

ネット上では「成長したら着られなくなるし、捨てるのももったいなかったからちょうどいい!」「子どもの思い出が詰まってるから捨てられなかったけど、こうやって有効利用できる取り組みは素晴らしい」など称賛の声が続出。「断捨離なんてできない…」と物を捨てることに抵抗がある人も、これなら罪悪感なく不要なものを手放せるのでは!

 

文/内田裕子