“予約のとれない伝説の家政婦”として話題の料理家・タサン志麻さん。6月8日放送の『きょうの料理』(NHK)に登場し、“脱マンネリ! 新定番レシピ”を教えてくれました。毎日似たような献立になりがちな人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
タサン志麻さん考案の新定番プレート!
タサン志麻さんが提案したメニューは、定番×定番をかけ合わせた「カレーハンバーグ」です。
気になる作り方は、最初に“肉だね作り”からスタート。まずみじん切りにした玉ねぎ1/2個をラップに包んで1分30秒レンチン(600W)しましょう。
玉ねぎが冷めたら、ボウルに合いびき肉300g、卵1個、パン粉・牛乳各大さじ2、塩・粗びき黒こしょう各少々、玉ねぎを投入。軽く糸が引くくらいまで混ぜて、2等分にして空気を抜きながら楕円形に成形します。
肉だねの準備が終わったら、さっそく焼いていきましょう。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱したら、肉だねを入れます。
両面にこんがりと焼き色をつけ、肉からあふれ出た余分な脂をキッチンペーパーで拭き取ってください。続いてフライパンに水カップ1と1/2と、くし形に切った玉ねぎ1/2個を投入し、フタをして8~10分煮込めば加熱完了です。
ハンバーグ×カレーは相性抜群!?
煮込んでいる間に、皮つきのじゃがいも2個、にんじん1本、いんげん6本を1つずつラップで包み、まとめて2分レンチン。加熱が終わったらいんげんだけを取り出し、再び6分温めます。終わったらにんじんも取り出し、最後はじゃがいもだけを2分加熱しましょう。
次はソース作りですが、なんとハンバーグの煮汁にカレールー(市販)1かけをプラスし、溶かすだけでOK!簡単すぎて拍子抜けするほどですよね。
先ほど温めたじゃがいもは皮をむいて半分に、にんじんは半分に切って4つ割りに。いんげんは半分にカットしましょう。これで付け合わせの準備ができました。
ご飯とハンバーグを盛りつけた器に、カレーソースとともに付け合わせの野菜をトッピングすれば「カレーハンバーグ」の完成。実際に食べたアナウンサーの廣瀬智美さんは「安心な味わい」「肉汁が中にぎゅうっと凝縮されている」とコメントしていました。
調理した人からは、「ハンバーグ×カレーの組み合わせが想像以上に相性抜群だった」などの声が相次いでいます。
Snow Man・ラウールさんが絶賛した逸品…
タサン志麻さんのアイデアレシピを取り上げましたが、7月放送の『沸騰ワード10』(日本テレビ系)でも“夏に食べたくなる簡単料理”を披露。“マクロオーヴァンブラン”というおしゃれな一品を披露していたので、詳しくレシピを見ていきましょう。
まず3等分に切った塩さば2切れをフライパンに並べます。続いて5mm厚さの輪切りにしたにんじん2/3本と3mm厚さに切った玉ねぎ1/2個をさばの身にのせましょう。
ここに、塩ひとつまみ、リンゴ酢ひと回し、白ワイン200ccも投入。タイム適量、ローリエ1枚も入れたら、フタをして強火に。沸騰してきた頃合いで弱火に切り替え、さらに10分火を通してください。加熱途中に塩・こしょう各適量で調味するのをお忘れなく。
最後に火を止めてあら熱を取り、冷蔵室で約1時間寝かせれば“マクロオーヴァンブラン”の完成です。気になるのは味わいですが、実食したSnow Man・ラウールさんは「さばってこんなにおいしかったっけ?」と大絶賛していました。
日々の食卓に新たなエッセンスを足したいとき、タサン志麻さん流レシピの出番かもしれません。
文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/「みんなのきょうの料理」公式サイト「カレーハンバーグ」https://www.kyounoryouri.jp/recipe/601084_%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0.html
『沸騰ワード10』公式サイト「シマさんのマクロオーヴァンブラン」https://www.ntv.co.jp/futto/articles/50zeofplbs4qnff9rl.html