多くの人を悩ませる国民病“腰痛”。一年中苦しめられている人も多いですが、最近の調査ではとある時期になると腰痛にかかる人が多くなることが判明しました。今回はそのメカニズムと改善方法を見ていきましょう。
腰痛患者は5月にふえる?
5月10日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、多くの日本人を苦しめる国民病・腰痛に大注目。番組では、腰痛患者が5月にもっとも多くなることを明かしています。 平成24年度「厚生労働科学研究成果 データベース」によると、約2800万人が腰痛に悩んでいるそう。なかでも日本人がなりやすいのは、ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの2種類。東京大学医学部附属病院の松平浩先生は、“前かがみの姿勢”がこれらの腰痛の原因になるとコメントしています。 腰痛になった際は安静にするのではなく、苦痛にならない程度に腰を動かすことが大切。そこで番組では、腰痛の予防や改善に役立つ❝これだけ体操❞を紹介しました。
1回3秒でできるこの体操は、まず足を肩幅よりやや広めに開き、膝を伸ばしリラックスして立ちます。次に両手をお尻に当て、骨盤を手で前に押しこむイメージで体をそらしていきましょう。この時、イタ気持ちいいと感じるところまで反らすのがポイント。ただし、腰から太ももにかけて痛みやしびれが出る場合は、すぐに中止して整形外科に相談してください。 実際に❝これだけ体操❞を試したMCの加藤浩次さんは、「超いいわ!」「10秒くらいやっただけなのに軽い!」と大絶賛。テレビを見て試してみた視聴者からも、「これはまじで気持ちいい!」「ちょっと腰が固まったなってときにやってみるといいかも」と好評の声が上がっています。