一生の宝物とも言える“結婚指輪”。なくさないように大事に持っておきたいものですよね。しかし以前放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、千鳥の大悟さんが“妻に結婚指輪を捨てられた話”をカミングアウトしていました。

ボケのつもりで“捨てろ”と言ったら…

結婚当初、全然お金がない時に「嫁が指輪を買ってきた」という大悟さん。結婚指輪は2個セットで1万円ほどの値段で、購入後も大悟さんと妻は指輪をつけることはありませんでした。

 

その後、引っ越しで身の回り品の整理をおこなっていた際、妻は結婚指輪を大悟さんに見せながら「どうする?」と質問。大悟さんがボケのつもりで「捨てえ」と言ったところ、妻は本当にゴミ箱の中へ入れてしまいます。しかし捨てる間際、妻は大悟さんに向かって「10年後に100倍にして返せ!」と言い放ったそう。

 

大悟さんによると、結婚指輪を捨てたのはちょうど10年くらい前の出来事。今年改めて結婚指輪を購入すれば“妻との約束”を果たせるため、「ちゃんとそれはしますよ」と公言していました。

“記念日の時”だけ結婚指輪をするのはアリ!?

同番組の視聴者からは、「悲しい話かと思いきや、わりといい話でほっこりした(笑)」「『10年後に100倍にして返せ!』って言葉は、大悟さんへの期待の表れだよね。なんだかんだで素敵な夫婦像だと思う」といった声が上がっています。

 

ちなみにダウタウンの松本人志さんも大悟さんと同じく“普段結婚指輪をつけない派”のようですが、「一回だけ、結婚記念日で飯を食いに行く時にしたろと思って」と告白。結局松本さんの勘違いで“結婚記念日の2か月前”だったことが判明したものの、“結婚指輪をいつもつけて欲しい派”のタレント・夏菜さんは「普段はしないけど、記念日にしてくれるっていうのはちょっとアリですね」とコメントしていました。

 

結婚指輪をつける/つけないは家庭によって違いますが、特別な日につけるだけでもパートナーに喜ばれるかもしれません。

結婚指輪を日常的につける人は6割以上!

では実際に、どのくらいの人たちが結婚指輪を日常的につけているのでしょうか? 株式会社ウエディングパークは、以前「結婚指輪の装着に関する実態調査」を実施。男女875名に「結婚指輪は日常的につけていますか?」とたずねると64.0%の人が「常につけている」と答えました。

 

また「パートナーに結婚指輪を日常的につけて欲しいですか?」と質問したところ、「はい」と回答した人は73.4%で最多の割合に。その理由として「結婚した証だから」「幸せを実感する」などの声が上がりましたが、なかには「不倫防止。自意識向上化。高い買い物をしたのに常につけていないのはもったいない」との声も寄せられています。

 

一方で“つけなくてもいい(6.7%)”と考える人の意見を見ていくと、「気持ちが伝われば相手には形は求めない」といったコメントが。結婚指輪が大切なことには変わりないものの、指輪より“パートナーの気持ち”を重視する人もいるようです。

 

結婚指輪を日常的につけるかどうかは、夫婦間でしっかり話し合って決めるのがよさそうですね。

文/長谷部ひとみ
参照/株式会社ウエディングパーク「結婚指輪の装着に関する調査」https://ringraph.weddingpark.net/research/2018/02